電通国際情報サービス(以下、ISID)は、XRビジネス強化を目的とした全社横断バーチャル組織「エンタープライズXRセンター」を設置したことを発表した。
同社はかねてより、製造業の設計開発をはじめとするさまざまな業務領域において、顧客のリモートかつバーチャルな業務環境を実現するための各種XRソリューションを提供。開発からサポートまでを一気通貫できる体制を整えてきた。
今回設置した同組織は、同社がこれまでにXRを活用した各種ソリューションの提供実績を通じて培ったユニークな知見、技術、人材を集約し、製造業にとどまることなくさまざまな市場・領域への拡大をミッションとした全社横断バーチャル組織。急成長する企業向けXR市場で、XRのビジネス活用支援を通じて顧客のデジタルトランスフォーメーションに貢献していく考え。
同組織の主な役割は次のとおり。
- XR実現のためのコンサルティングサービスおよびシステム構築(高解像度表示装置、GPUなどハードウエアおよびソフトウエアインテグレーション)
- XRソリューションの開発および提供(遠隔コラボレーション、バーチャルトレーニング・店舗、認知拡張など)
- 電通グループとの協業によるXR技術を活用した新たなソリューション開発、新規ビジネス創出