東京メトロ、ベビーカー利用者の不安解消が目的の駅情報提供サービス「ベビーメトロ」を本サービス化

  • X
  • Facebook
  • note
  • hatena
  • Pocket
2019/07/29 19:00

 東京地下鉄(以下、東京メトロ)では、現在、実証実験としてウェブで公開中の「ベビーメトロ」を本サービスとして引き続き提供することを発表した。

 東京メトロは、ベビーカーを利用のユーザーが抱える「あの駅、ベビーカーで行っても大丈夫かな?」という不安の解消を目的として、エレベータールートの有無等の駅情報提供サービス「ベビーメトロ」の実証実験を実施し、情報の絞りこみやデザインの工夫によるユーザーの不安解消の効果を検証してきた。

 実証実験の段階で、おむつ替え施設の有無を表示させることや、エレベーターのある駅出入口を周辺地図上に表示させるなどの機能改善も実施。検証の結果、本取り組みが多くのユーザーから好評の声を受けたこと、2018年度グッドデザイン賞を受賞したことなどを受け、2019年8月1日以降も本サービスとして取り組みを継続することとした。

 今後も、ユーザーの移動のサポートツールとして、「ベビーメトロ」のさらなる進化に努めるとともに、エレベータールートを必要とする、より幅広いユーザーに向けたサービス展開についても積極的に検討を進めていく。