DX支援企業であるアイスリーデザインは、モバイルを中心としたエンゲージメントソリューション事業を展開するドーモから、スマートフォン最適化事業「Mobify事業」を譲り受けることで合意し契約したことを発表した。
ドーモの事業の一部であるウェブサイトのスマートフォン最適化事業（Mobify事業）を譲り受けることによって、アイスリーデザインはドーモがサービスを提供しているウェブシステムの改修が困難な顧客基盤ならびにサービス提供および顧客サポートを継承する。
アイスリーデザインはすでにMobifyと技術手法が類似するサイト改善ソリューション「flamingo」を提供。ウェブサイトをスマートフォン向けに最適化するだけでなく、既存のウェブサイトのUI改修、機能改修、SEO対策とウェブシステムのモダナイゼーションといった用途で大手EC、金融機関などで活用されている。また、同社はモバイルサイト最適化サービスを顧客デジタル変革（DX）におけるツールの一部と位置づけており、サービスコンセプトからUIのディテールまで神経を行き渡らせ、一貫した顧客体験を創造する総合的なソリューション提供に強みと実績をもつ。
同事業譲受は、ドーモが培ってきた顧客基盤をベースに、Mobify既存顧客とその顧客へ、よりスマートな価値を提供することを目的として、両社が協議し合意した結果だという。継承した各顧客については、同社が顧客サポートを継承。また必要に応じて順次Mobifyからflamingoへの移管を支援することによって、引き続き同様そして同等以上のサービスを受けることが可能だという。
