ヤフオク!アプリに「マルチビュー機能」 AR技術活用した多視点撮影で商品を立体的に確認可能に

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2021/01/16 05:00

 ヤフーが提供するインターネットオークションサービス「ヤフオク!」の公式アプリ「ヤフオク!アプリ」は、「マルチビュー機能」と新搭載した。スニーカーやフィギュア、家具などの立体的な商品の特徴を、より分かりやすく紹介したいという出品者の声や、商品をさまざまな角度から見て入札を検討したいという落札者の声に応えた機能だという。

 同機能では、スマートフォンのOS各社が提供するAR技術のフレームワークを活用して、ターンテーブルや専用カメラなど特殊な機材を使用せず、立体的な商品を多視点で撮影可能。複数枚の写真を加工することによりマルチビュー画像を作成する。同画像を撮影して出品する際は、次の環境が必要となる。

  • iOS:iPhone7以降
  • Android:ARCore対応機種(Xperia XZ2、Xperia XZ3は除く)

【出品者向け】マルチビューカメラの使い方

 マルチビューカメラを利用して画像を撮影すると、商品をより立体的に見せることが可能。同アプリの出品ボタンから容易に撮影することができる。

ステップ1

アプリの出品ボタンをタップして出品方法を表示。「マルチビューを撮影」を選び、「早速使ってみる」をタップ。

ステップ2

撮影する商品を水平な場所に置く。

ステップ3

スマホカメラのガイドに従って、商品の中心を計測。

ステップ4

ガイドに沿ってカメラを動かしていくだけで撮影できる。

マルチビュー画像の出品について

マルチビューカメラで撮影した画像は、出品画像として利用が可能。同画像は、出品後ヤフオク!アプリ上のみで表示される。アプリ以外では確認できないため、出品の際は必ず静止画の画像も用意が必要となる。

【落札者向け】マルチビュー画像の表示方法

商品をより立体的に確認することができる。

ステップ1

マルチビュー画像のある商品は専用のマークが表示されている。マークのある商品をタップする。

ステップ2

商品ページにて、マルチビューのボタンをタップ。

ステップ3

商品画像が出てきたら、左右にスワイプさせると、画像を回転して確認することができる。

 なお、ヤフオク!アプリ以外(ブラウザ版のヤフオク!やPayPayフリマなど)からは、マルチビュー画像の撮影や出品、確認はできないとのこと。