メルカリ、ダイバーシティ&インクルージョン推進のためCEO直轄の社内委員会を設立

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2021/01/21 05:00

 フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリは、ダイバーシティ&インクルージョン(以下D&I)をさらに推進するための社内委員会「D&I Council」を設立メルカリ、ダイバーシティ&インクルージョン推進のためCEO直轄の社内委員会を設立したことを発表した。

 同社は、個々の多様な経験や視点を尊重した世界的に競争力のあるチームづくりを目指し、D&Iの推進をしてきた。2018年3月に社員有志による活動として開始したD&I活動は、2019年2月より人事関連部門を中心とした正式な組織として発足。以来、誰もが自分らしく活発に働けるような環境をつくるための人事制度の改善や、社員同士が支えあうコミュニティの醸成など、さまざまな活動を行ってきた。その結果、メルカリ東京オフィスのエンジニアリング組織の約50%(2021年1月時点)の社員が日本国籍以外で構成されるなど、社内におけるダイバーシティが加速しているという。

 今後は、国籍の多様性のみならず、D&Iの推進をさらに強化し、競争優位性を確保する重要な経営戦略のひとつとして全社を挙げて取り組む必要があると考え、今回、メルカリ代表取締役CEOの山田氏をチェアパーソンとする組織横断の社内委員会として「D&I Council」を設立した。同組織の概要は、次のとおり。

目的

 多様な経験や視点を尊重する環境を実現し、メルカリの「新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る」というミッションの達成に向けたイノベーションを加速させる。

主な役割・機能

  • D&I Roadmapの作成を通じた中長期的な目標の設定
  • ビジネス・組織成長・人材育成のニーズに基づく全社D&I施策の優先順位の協議
  • 各組織のD&Iに関連する課題の吸い上げとD&I施策の推進
  • 経営陣のD&Iに関連する個人目標のモニタリングと評価

組織体制