ルイ・ヴィトン、ゲームアプリ「LOUIS THE GAME」ローンチ 創業者の旅からインスパイア

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2021/08/07 05:00

 ルイ・ヴィトンは、創業者ルイの生誕200年を記念したプロジェクト「LOUIS 200」の一環として、ゲームアプリ「LOUIS THE GAME」を、ルイの誕生日である8/4(水)にローンチした。

 同ブランドの創業者のルイは、わずか14歳にしてフランスのジュラ地方にある故郷を旅立ち、2年の歳月をかけて徒歩でパリに辿り着いた。この壮大な冒険が同ブランドの起源となっており、メゾンではルイの生誕200周年を記念して、この旅からインスパイアされ、世代を超えて誰もが楽しめるプラットフォームゲームを開発した。高度なアニメーションと何世紀にもわたるメゾンの伝統を融合させた「LOUIS THE GAME」では、時を超えて存在する6つの架空の世界を舞台に、アクション満載の冒険が繰り広げられる。

 ゲームの主役は、メゾンのマスコットとして愛される「ヴィヴィエンヌ」。バースデーを祝う目的地を目指して長い旅をする。スピーディでアクティブなヴィヴィエンヌは、旅の途上でモノグラム・キャンドルをできるだけ多く集め、各レベルに到達するためのキーも手に入れなければならない。また、グローバルなスコアボードでは、プレイヤーが友達と競い合ったり、ゲーム中にヴィヴィエンヌの着せ替えをして披露したりすることができる。

 最新のブロックチェーン技術を採用したこのゲームには、NFT(非代替性トークン)アートが30作品含まれており、そのうち10作品は、デジタルアートのアーティスト、BEEPLEが制作したものだという。

 インタラクティブな「LOUIS THE GAME」は、APP STOREまたはGOOGLE PLAYからダウンロード可能なアプリとして公開された。ダウンロード後、プレイヤーは、まずはイントロダクションの中でふたつのルイ・ヴィトンのバックパックから好きなシルエットを選択。また、チュートリアルでは、歩いたり、走ったりなどというベーシックなものから、岩棚を上ったり、水に浮いたり、二重跳びしたりと、レベルが上がるごとに高度になるヴィヴィエンヌの動きが紹介される。200個あるキャンドルを1個集めるごとにポストカードが現れ、メゾンのコラボレーション、スペシャルオーダー、技術面におけるトリビア、ヴィトン家の歴史、アーティスティックな取組み、ファッションショーのハイライトなど、メゾンに纏わるさまざまな秘話やトリビアが語られる。

 冒険のスタート地点は「LOUIS FOREST(ルイの森)」。その後プレイヤーは「LUMINOUS CITY(光の街)」、「ADVENTURE KINGDOM(アドベンチャー王国)」、「MONOGRAM ISLAND(モノグラム・アイランド)」、「SUNSHINE METROPOLIS(サンシャイン・メトロポリス)」、「BIRTHDAY EXTRAVAGANZA(バースデーの祭典)」など、パリ、北京、ロンドン、ニューヨークなどをイメージした夢のようなロケーションをヴィヴィエンヌと共に旅する。丘を滑るように進み、ビルをよじ登り、エネルギッシュに回転しながら、ヴィヴィエンヌは、キャンドルが1個集まるたびに、色とりどりのスパークを浴びて輝く。

 シームレスで遊び心溢れるストーリーが展開される同ゲームは、メゾンの創造性と革新の歴史を新たなかたちで体現し、伝統と破壊がいかに共存できるかを改めて明らかにする取り組みとのこと。