J:COMとNetflixが業務提携 自宅のテレビなどでNetflix作品を楽しめる新サービス提供へ

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2019/09/04 18:00

 ジュピターテレコム(以下、J:COM)と、Netflix(本社:アメリカ・カリフォルニア州)の日本法人Netflix株式会社(以下、Netflix)は、J:COM TVの新STB(セットトップボックス)「J:COM LINK」の提供に向けて業務提携し、自宅のテレビなどで、ジャンル豊かなNetflix作品をよりシームレスに楽しむことができる新たなサービスを提供する。本商品は2019年度冬に提供開始する。

 今回の提携は、ユーザーの動画視聴ニーズに応えるとともに、自宅で楽しむ “ホームエンターテインメント体験” を向上するために実現したもの。ケーブルテレビ事業者であるJ:COMとNetflixが組むことで、世界100カ国以上から自宅のリビングへ作品を届けることが可能になる。

 また、革新的な技術で最高の映像・音響体験を実現する「J:COM LINK」と、Netflixが配信する4K・HDR対応作品、立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」などに対応した作品群とが出会うことで、ユーザーに高画質・高音質のエンターテインメントを届けることができる。

 今回の提携に関し、Netflixのプロダクト最高責任者のグレッグ・ピーターズ氏は、以下のように述べた。

「Netflixは、国内外からこだわりの映画やドラマシリーズを豊富に揃えています。今回のパートナーシップを通じて、高画質・高音質の作品をより身近に感じていただけるよう、両社共通の目的のもとご家庭に感動体験をお届けすることを目指します。Netflixは、今後も作品数の拡大と技術開発を続けてまいります」

 なお、本提携によりJ:COM LINKには、Netflix のアプリをプレインストールして提供する。加えて、Netflixアプリへのアクセス性を高めたJ:COM独自のUIにより、設置後すぐに利用できる。

 今後、両社はクオリティの高いコンテンツの提供と利便性の継続的な向上を通じ、ユーザーのリビングに感動体験を届けることを目指すとともに、パートナーシップを拡大し、ホームエンターテインメントをさらに豊かにできるよう追求していく。