メルチャリを運営するneuetは、新たに松本龍祐氏が社外取締役として参画したことを発表した。
同社が現在、福岡市内において運営するシェアサイクルサービス「メルチャリ」は、1ヵ月あたりのライド数は12万回以上、利用者数は約1万5000人にのぼる。
今年の7月には、さらなる事業の成長のためメルカリグループからの新設分割により事業承継を受け、2019年8月15日にはクララオンラインに対する第三者割当増資を行い、新たな経営体制に移行した。
今回参画した松本龍祐氏は、コミュニティファクトリー、ヤフー、メルカリ、メルペイなどでの事業経験からの知見と、リアルビジネス×テクノロジー領域での事業・投資経験を活かし、同社のサービスの発展をサポートする。
今後は、同社の取り組みの第一歩である福岡市内でのさらなるサービスの充実を積極的にすすめるほか、他都市への展開についても、2019年中に具体的な計画を公表する計画。
松本龍祐氏略歴
大学在学中よりカフェ経営などを通じて起業。2006年にコミュニティ企画・運営に特化したコミュニティファクトリーを設立。2012年にヤフー株式会社へ同社を売却。2015年よりメルカリに参画。新規事業を担当する株式会社ソウゾウの代表取締役や株式会社メルペイの取締役CPOなどを歴任後、2019年6月に退任。現在はKITASANDO COFFEEなどを運営する株式会社カンカク代表取締役。