デジタル領域を中心としたクリエティブエージェンシーであるシフトブレインと、同領域にてコンサルティングとデジタルデザインを提供するフォーデジットは、クリエイターが集う登録制のコミュニティプラットフォーム「iDID」開発プロジェクトを2022年上半期に開始する。またこれにともない、シフトブレインとフォーデジットは資本業務提携契約を締結した。
iDIDは、クリエイターが集う登録制のコミュニティプラットフォーム。世界のあらゆるプロジェクト、それに関わるクリエイターの情報を集約することで、活躍するクリエイターを賞賛し、彼らがつながり、世界により良いものが増えていくことを推進する。誰と何をしたのか?を見ることができるポートフォリオ・マネジメント機能や、誰と誰が相関関係にあるのかを可視化するネットワーク機能、そしてクリエイターたちをつなげるコミュニティ機能などを搭載する予定。同プロジェクトはものづくり補助金の採択事業として推進しており、2022年上半期にリリースを予定している。
iDIDでは、世界中にクリエイターの価値を広げて行くために、クリエイター同士がつながり、情報を共有しあえるような場を生み出したい考え。そのためにさまざまな企画を構想中だという。
グローバルリサーチデータ
デジタルデザインに関わる人々の状況(年収や教育、メディア状況など)を定期的にリサーチし、レポートを公開。(2022年上半期リリース予定)
クリエイターマネジメント
会計・税務・法務・労務などの業務をサポートし、クリエイティブに没頭できる時間を創出。(2022年下半期リリース予定)
クリエイター交流会・イベント
国境を超えたミートアップや交流会を開催し、世界のクリエイターとつながる場を提供。(2022年下半期リリース予定)
クリエイティブアワード
独自の基準によって優れたクリエイティブを称賛し、業界を活性化。(2023年上半期リリース予定)
業務資本提携について
シフトブレインとフォーデジットは、資本業務提携契約を締結した。同時に、シフトブレイン代表の加藤琢磨氏がフォーデジットの特別顧問に、フォーデジット代表の田口亮氏がシフトブレインの社外取締役に就任し、横断経営を相互に行うことで事業を推進する。
高いクリエイティビティーに強みを持つシフトブレインと、サービスデザイン・UXデザイン・ウェブサイト・プラットフォーム運用など幅広くコンサルティングとデジタルデザインを実践してきたフォーデジットが協業することにより、デジタル領域における顧客体験にともなうトータルデザインサービスの実行力強化を行う。また、両社共同プロジェクトとして、iDIDサービスを開始。両社の協業により、さらなるデジタルデザイン業界発展を推進していくとのこと。