Dropbox Japanは、「Dropbox Backup」およびそのほか新機能の提供開始を発表した。作業をより速く進められ、デジタルファイルのバックアップと復元が容易にできるようになる新しいツールを提供する。
Dropboxで人気のバックアップ機能に基づいて作成されたDropbox Backupは、新しい復元フロー、パソコンでのバックアップ管理の設定など、ユーザーからリクエストのあった新機能でアップグレードされている。
現在市販されているほかのバックアップツールよりもさらに使いやすい同製品は、強力なスタンドアロン型クラウド バックアップソリューションにより、Dropboxアカウントを持っていなくても利用可能。
クラウド同期サービスは、ハードドライブの空き容量を増やしたり、ほかのユーザーにコンテンツへのアクセスを許可して共有やコラボレーションを可能にしたりできるサービスだが、Backupは、ファイルやフォルダの「コピー」を自動でバックアップし、必要に応じてクラウドからすぐに復元できるので、さらに安心感を得ることができる。Backupなら、写真、動画、個人用ドキュメントなど、大切なファイルを保護するために必要な対策を事前に講じることができる。
バックアップ操作をシンプルに
デスクトップからすべてを管理。進行状況や履歴の確認、特定ファイルの優先設定が1ヵ所で完結する。
自動のセーフティネットで不測の事態に備える
ファイルは共有ファイルから分離してバックアップされるため、緊急バックアップを上書きしてしまう心配がない。
問題が発生した場合でも迅速に復元
復元は数回クリックするだけで開始でき、ファイルはクラウドのバックアップから自動で復元される。
「Dropbox Backup」はすべてのプランで利用が可能。また、新規ユーザーやBasicユーザー向けのスタンドアロン製品もあるため、まだDropboxアカウントを持っていない人でも利用することができる。
HelloSignテンプレート
HelloSignのテンプレートを使用すれば、よく使うドキュメントDropboアカウントから直接テンプレートに変換して、電子署名依頼を効率化することができる。Dropboxからテンプレートを作成、保存、送信することで、NDAやオファー レター、SOW、契約書など、さまざまな相手に頻繁に送信する大量のドキュメントの書式を整えるのに時間をかけずに済む。
チームでは次のことが可能になる。
- 再利用可能なテンプレートにより、ドキュメントの準備と送信を瞬時に完了
- 承認プロセスのどこでもドキュメントのステータスを追跡できるほか、メールによる自動フォローアップの設定により、承認プロセスの停滞を防止
- 署名済みのドキュメントはDropboxに自動で保存・整理することができ、面倒な手作業を最小限に
PDF編集機能
PDFファイルは、Dropboxのプラットフォームでもっとも急速に増加しているコンテンツタイプのひとつ。2021年だけで、Dropboxで共有されるPDFファイルの数は40%増加した。ユーザーからは、Dropboxを開いたままPDFファイルを操作できる容易な方法が必要だという意見が寄せられていた。新しいPDF編集機能を使用すれば、複数バージョンのPDFを作成したり、プラットフォームを切り替えたりする時間や手間を省くことができる。
- PDFページの並べ替え、挿入、回転、削除が可能
- インタラクティブ フォームに入力が可能
- PDFは別名保存や上書き保存が選択できるので、複数バージョンの管理が可能
HelloSignテンプレートおよびPDF編集機能は、今後数週間以内に全ユーザーに公開される予定だという。