ロイヤリティフリーのストックミュージックサービス「Audiostock」を運営し、音楽コンテンツ流通のDXを推進するオーディオストックは、Spoon Radio Japanが運営する音声配信アプリ「Spoon」の所属DJ約50名へ、AudiostockのBGM/効果音/ボイス/歌もの楽曲の提供を開始した。同社はSpoonの所属DJが音声配信の活動において、権利面で安心して楽曲を使用できる環境をサポートする。
Spoon 所属DJによる配信で、Audiostockの70万点以上のBGMや効果音が利用可能に
楽曲提供開始により、Spoonの所属DJ約50名は、Audiostockで販売中のBGM/効果音/ボイス/歌もの楽曲など70万点以上の作品を利用することが可能となった。
Audiostockでは約2万組の音楽クリエイターが制作した楽曲を取り扱っており、毎月約1万点の新作が追加されている。豊富なジャンルが揃う楽曲ラインアップから選曲が可能となることで、Spoonの所属DJは、さらにオリジナリティの溢れる高品質の音声配信をすることが可能となり、権利面でも安心して楽曲を活用することができる。
また、Audiostockに登録中の音楽クリエイターは、Spoonの所属DJが利用した実績に応じて報酬を受け取ることで、自身の楽曲を収益化することができる。
同社は本連携によって、Spoonの所属DJによるオリジナリティ溢れる配信活動と、安心して楽曲を使用できる環境をサポートする。また、楽曲利用の機会を増やすことで、音楽クリエイターのさらなる収益化を支援していく。
音声配信において、権利面で安心して楽曲を使用できる環境をサポート
昨今は、企業や個人がコンテンツを発信する媒体として音声メディアに人気が集まっており、日本国内のデジタル音声広告の市場規模は2025年には420億円まで拡大することが予想されている(出典元:株式会社デジタルインファクト 2020年 デジタル音声広告 市場調査)。音声配信においては配信者の声だけでなく、配信を盛り上げるための演出として、BGMや効果音も多く使用されている。音声メディアが普及し配信者が増える中で、配信コンテンツのオリジナリティを高めるために「豊富なジャンルの音楽作品の中からBGMや効果音を選曲したい」といったニーズが高まっている。
また、昨今は動画やさまざまなコンテンツにおいて権利問題が発生することも多くなり、音声配信においても「楽曲の権利問題によって配信ができない」といったトラブルを回避し、視聴者が安心してコンテンツを楽しめる環境を提供するために、権利面で安心して使用できる「音」の需要はさらに高まっていくことが予想される。
同社は「Audiostock」において、今後も音声配信プラットフォームをはじめとするサービスや企業との連携を強化し、あらゆるユーザーの音楽利用における課題を解決する「音」のパートナーになることを目指す。