ネイキッドは、4月4日に実施されたPwC Japanグループの入社式において、PwC Japanグループ、クラスター、およびヘラルボニーの3社と協業し、メタバース入社式の企画・演出を手掛けたことを発表した。
メタバースでもエモーショナルな入社式に
本年で6回目となるPwC Japanグループのメタバース入社式では、物理的に離れている状態ではなかなかスムーズなコミュニケーションが難しいなか、気持ちが通い合う入社式を目指し、新入社員へのメッセージをアートとして体験化することで気持ちをひとつにするメタバース入社式を企画・演出した。
ネイキッドによる花のアートのみならず、最新のメタバースプラットフォームcluster(クラスター)を活用し、ヘラルボニー社の障がいをともなう人たちがさまざまな「異彩」な個性を表現したアート作品を展開。PwC Japanグループが積極的に推進している「テクノロジーと人の融合」や「インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)」を明確に打ち出すメタバースに創り上げた。
新入社員が「花」をモチーフとしたアバターを通して「成長」をヴァーチャル体感
今回は、花をモチーフにヴァーチャル体験を設計。新入社員を“種”に見立て、その身にエネルギーを内包した“種”から、1人ひとりが自分らしい花を咲かせられるようにとの願いが込められている。花の種が埋め込まれたシードペーパー(紙ゴミとなった古紙を再生し、さまざまな花の種を漉きこんだ環境にやさしいリサイクルペーパー)でできたインビテーションカードを入社式前に新入社員の手元に配布。参加した約500名の新入社員は、メタバース上に作られたヴァーチャル空間を進むごとに、種アバター、つぼみアバター、花アバターへと変化する。最後の入社式会場のヴァーチャル空間では、自分の好きな花を選択し、アバターを変化させて入社式に参加した。