コンテンツプロデュース企業のMinto、カカオピッコマと資本業務提携 新領域でのコンテンツ開発を推進

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2022/05/16 06:00

 Mintoは、カカオピッコマ、および既存株主の三井住友海上キャピタル、みずほキャピタル、オー・エル・エム・ベンチャーズより、総額約6.6億円の出資を受け入れたことを発表した。

 今後は、同社が保有するクリエイターネットワークや、これまでのコンテンツ制作・運用において蓄積したデータに加え、カカオピッコマが保有する漫画コンテンツ運用に関するノウハウを活用しながら、Webtoon(ウェブトゥーン)を中心としたコンテンツ開発体制を強化していく。

 同社は、漫画を活用したSNSマーケティングを提供するwwwaapと、NFT/メタバース領域でのIPプロデュースを行うクオンが経営統合し生まれた企業。経営統合以降も、Webtoonコンテンツスタジオを設立するなど、多種多様なフォーマット・プラットフォーム上で時代を先駆けたコンテンツを開発してきた。

 今回は、同社のWebtoon事業の推進をより加速するべく、資金調達を実施した。

 「Webtoon」とは、スマートフォンに最適化された、韓国発の縦読み漫画。昨今、同サービスが世界中で広がりつつあるという。今後、同社はそんな成長市場を捉え、自社で保有するクリエイターネットワークやSNS×漫画広告の制作実績に加え、Webtoonプラットフォームを運営するカカオピッコマが保有するノウハウを活用することで、Webtoonの開発体制を強化し、日本発で世界に広がるコンテンツを創造していく考え。さらに、漫画の特性を活かした新たな広告コンテンツの開発や、ブロックチェーン領域でのIP・コンテンツ開発など、同社の強みを活かして今後市場拡大が見込まれる新領域での取り組みを推進していくとのこと。