NEWhは、新規事業担当者が、自分たちのプロジェクトに最適なプロセスとスキルが診断できる「バリューデザイン・シンタックス」の提供を開始した。
新規事業開発プロジェクトは、ビジネス(B)・テクノロジー(T)・クリエイティブ(C)を融合し、不確実性を下げながら創り続けることが重要になるが、企業が保有するリソース、新規事業担当者やプロジェクトチームの経験・スキルに依存して進められることが多く、意図せずにBTCいずれかの視点に偏って検討されているのが現状となっているという。
こうした背景からNEWhは、新規事業担当者が自分たちのプロジェクトの状況を理解し、最適なプロセスとリソースを選択できるべきであると考え「バリューデザイン・シンタックス」ツールを開発した。
同ツールはこれまで数多くの新規事業プロジェクトを支援してきた同社が有する独自ノウハウから導き出された、デジタル時代に事業を検討するためのまったく新しい構文とのこと。新規事業担当者は、この構文を書くだけで、事業全体の整合性の確認、つまり偏りがちな視点に気づき、プロジェクトにとって必要なプロセスとリソースが把握できるようになる。
同ツールは、ビジネスモデルを構成する要素を分解し、ひとつの構文として表現する。フレームワークに沿って事業構想を文章化することで、全体像が可視化され構成要素の整合性や弱点を容易に把握することができる。
同ツール活用のメリットは、次のとおり。
自分たちの事業開発プロジェクトに必要なプロセスとリソースがわかる
デジタル時代のビジネスモデルに必要な要素をひとつの構文にしており、ガイドを参考に記入するだけで、自分たちの事業検討に足りていない要素が可視化される。それにより、必要なプロセスとリソースが特定され、最適な事業開発プロジェクトを実現する。
専門性が異なるメンバー間で、共通認識の構築ができる。
事業開発では、職位や専門性の異なるさまざまな担当者と推進をしていくなかで、メンバー内で各々が思い描くビジネスモデルにズレが生じることがある。同ツールはビジネスモデルの全体像を文章で表しているため、全体像と各要素の内容について共通認識を維持しながらのプロジェクト推進を実現する。