noteとVoicy、共同で文章と音声の発信型新メニュー「share your story」を開発 第1弾協賛にパナソニックG

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2022/07/06 11:40

 noteと音声プラットフォームVoicyは2社共同で、文章と音声の投稿企画で企業・ブランドのファンが増える法人向け新メニュー「share your story」を開発した。2022年7月6日(水)より提供を開始する。

 「share your story」は、noteの企業協賛型コンテストとVoicyのBranding Program「トークテーマ特集」を組み合わせたブランディング支援メニュー。ひとつのテーマに対して、noteではクリエイターの投稿を、Voicyではパーソナリティの放送を募集する。協賛企業はパーパス(存在意義)や発信したいメッセージをもとに両プラットフォームで共通のお題(ハッシュタグ)を設定。そのお題について考える人や企業・ブランドのファンを増やし、プラットフォームの垣根を超えてみんなで深く考えるきっかけを作ることができる。

 第1弾の協賛企業には、パナソニックグループが決定。すてきな作品は協賛企業やnote編集部がピックアップして紹介する予定。noteはクリエイターの創作のきっかけとなり活躍の幅を広げる取り組みを、引き続き行っていく。

提供の背景

昨今、企業の社会課題へのアプローチや、社内外へのコミュニケーションに対して、人々の関心が高まっている。noteでも、自社のパーパス(存在意義)や社会課題への姿勢と取り組みを、しっかりと発信していきたいという相談が企業から多く届いている。

noteとVoicyでは、企業が伝えたいことをお題に据え、クリエイターが考えを深めて発信する共創型の企画をそれぞれで実施してきた。noteコンテストの延べ投稿件数は、2022年6月末で20万件(※1)を突破し、Voicy Branding Programによる「トークテーマ特集」の累計聴取時間は、2022年5月末時点で17万時間を突破している。(※2)

ふたつのプラットフォームがコラボレーションすることで、企業のブランディング支援の幅を広げると同時に多様なメディアで活躍するクリエイターを後押ししたいと考え、共同メニューの開発に至った。

※1:noteが提供する企業協賛型コンテスト(スタンダード)の累計投稿件数。お題によっては同一クリエイターからの重複応募もあり。

※2:Voicy Branding Program「トークテーマ特集」で定めたハッシュタグがついた放送の累計聴取時間。17万時間は、約19年7ヵ月分となる。

「share your story」の概要

サービス概要

協賛企業のパーパス(存在意義)や発信したいメッセージをもとに両プラットフォームで共通のお題(ハッシュタグ)を設定。noteではクリエイターの投稿を、Voicyではパーソナリティの放送を募集する。

ふたつの異なるプラットフォームで、特定のテーマに関する多数の発信が同時に行われることで、協賛企業のパーパスやメッセージを広め、考える場を提供する。

利用例

  • 企業が、CSRに関する取り組みを伝えるために、社会課題について考える問いを設定し、エッセイやエピソードを募集
  • 企業がブランドの思いやパーパスへの共感を広げるために、伝えたいメッセージを込めたお題を設定し、自身の経験談や考えを募集
  • エンターテインメントのプラットフォーマーやパブリッシャーが、映画や音楽などの作品についての、感想文やレビューを募集

コメント

Voicy 事業開発責任者 長谷部祐樹氏

生活者は、自分が選んだり関わったりする企業や団体が、どんな社会にしたいと思っているのか?といった、信念や社会における役割を知りたいし、それが自分の価値観と近いかどうか?が判断基準となっています。

同時に企業や団体は事業を通じて、目指すビジョンや自分たちの想いを表現したいと思うようになっています。しかし、その想いは直接的な表現(広告)で訴求するよりも、どう行動で示していけるかがとても大切だと考えています。

今回noteさんとご一緒することで、企業・団体が考えていることや描く未来に向けての行動のひとつを創り出せると考えました。企業・団体は、自分たちの想いについて考えてもらう場所として、発信者はそこへ共感をしたり、自身の考えを語る。生活者は、それを聴く・読むことで自分と近い価値観の企業・団体に出会える。今回の取り組みが、そういった循環の一助になれたらとそう考えています。

noteブランドソリューションリーダー 児島周平氏

企業・団体がファンを作り出すためには、事業を通じて社会課題を解決する姿勢や存在意義について、社会に共感を得られるストーリーを創出することが求められています。そしてその浸透には、一方通行の発信ではなく、個人とストーリーを共有しながら広げることが重要です。

noteはさまざまな企業・団体とともに、社会課題やトレンドに対して、クリエイターの考え・アイデアを募集するコンテストを開催してきました。そこで生まれた作品が、読み手に対して新しい気づきを与え、協賛者の思いや活動を知るきっかけへと繋がっています。

今回、Voicyさんとの取り組みを通して、より多くのクリエイターが考えを発信・共有し、企業・団体のファンへと繋がる機会を生み出したいと考えています。