博報堂は、マレーシアの独立系デジタルエージェンシーであるKingdom Digital Solutions Sdn.Bhd.(キングダムデジタルソリューションズ/以下、Kingdom Digital社)の持分を80%取得し、連結子会社化したことを発表した。
2007年設立のKingdom Digital社は、マレーシアを中心とするASEANのクライアントに対して、デジタルマーケティング、デジタルキャンペーン、ソーシャルメディアマーケティング、コンテンツマーケティング、デジタルコンテンツ自動生成など幅広いサービスを提供しているデジタルエージェンシー。デジタル統合プラニングやデジタルクリエイティブ力に長けているだけでなく、ユーザーの属性や興味関心に合わせたデジタルコンテンツ配信の最適化も強みとしている。
博報堂グループはこれまでもKingdom Digital社との協業を数多く手がけているが、同社をグループの一員として迎えることで、マレーシアで急速に伸長するデジタル領域への対応力を一層強化していく考え。さらに、今後もマレーシアおよび東南アジアの広告市場の動向に注力し、日系クライアント、ローカルクライアント、グローバルクライアントへの課題解決力の向上を目指すという。