全世界でブランド向け動画広告プラットフォームを提供するUnrulyの日本法人であるUnruly Mediaは、GYAOとインストリーム動画広告配信におけるパートナーシップを締結した。今後、Unrulyの動画広告DSPネットワークを用いて、第3者SSP経由でGYAOがヤフーと協力して運営する無料動画配信サービス「GYAO!」へのインストリーム動画広告在庫(プレロール、ミッドロール枠)への広告配信が可能となる。
Unrulyは、2020年に動画およびCTV(コネクテッドTV)広告のグローバルリーダーであるTremor Internationalの傘下へ入り、これまでサービスの主軸としてきたプレミアムメディア向けのアウトストリーム動画広告フォーマット領域に加え、CTV向け広告やインストリーム動画広告フォーマット、アプリ内動画広告、ディスプレイ広告、ソーシャルディスプレイ広告など、サービスの拡大に取り組んでいる。
特にCTVでは、メーカーやサプライヤーとのグローバルパートナーシップを順次締結しており、ブランド広告主に向けて独自の広告リーチ、高いビューアビリティの広告枠を提供している。
これまでは、日本の広告主へは海外向け広告訴求の際に海外のCTV/OTT(オーバー・ザ・トップ:インターネット回線を通じて、コンテンツ配信するストリーミングサービス)広告在庫を提供してきたが、今回のGYAOとの提携により、国内でのCTV/OTT向け動画広告配信も可能となる。
Unrulyにおける「GYAO!」インストリーム動画広告の配信概要
配信対象
配信方法
Unrulyの動画広告DSPネットワークを通じて、「GYAO!」のプレロール、ミッドロール動画広告枠へ配信
- プレロール:映像コンテンツ再生前に配信される。
- ミッドロール:映像コンテンツ再生中に配信される。
本編→広告(ミッドロール)→本編→広告(ミッドロール)→…と繰り返す。
なお、10分未満の映像コンテンツには配信されない。