ヌーラボは、2022年8月1日〜8月5日までの間、「タスク管理」に関する調査を実施した。同調査結果の詳細は、次のとおり。
おもな調査結果
- デジタルツールが使いこなせない人と使いこなせる人との差なども含め、インターネットや通信技術活用に関わる機会と能力における格差「デジタルディバイド」を感じた経験が「ある」と約半数が回答。
- 「デジタルディバイド」を感じた経験が「ある」と回答した人は、「業務の偏り」、「生産性の低下」を実感。Z・Y世代に業務が偏っている実態も明らかに。
- タスク管理に課題が「ある」と6割以上が回答。課題の内訳として、「共有しづらい」、「時間がかかる」、「管理しづらい」という悩みがあることが浮き彫りに。
- 仕事をする上でタスク管理・プロジェクト管理ツールが必要だと「思う」と、計6割以上が回答。
仕事をするうえでデジタルディバイドを感じた経験があるか。(n=800/単数回答)
デジタルツールが使いこなせない人と使いこなせる人との差なども含め、インターネットや通信技術活用に関わる機会と能力における格差「デジタルディバイド」。タスク管理ツールを利用したことがないオフィスワーカーの約半数がデジタルディバイドを感じた経験が「ある」と回答している。
仕事をするうえで感じたデジタルディバイドによって生じたと思う影響は何か。(n=613/複数回答)
前問でデジタルディバイドを感じた経験が「ある」、「ややある」と回答した人に対し、どのような影響があったかをたずねた。その結果、「業務の偏り」、「生産性の低下」、「IT人材の不足」が上位に。「業務の偏り」に関してはZ・Y世代が50.5%に対し、X世代38.2%と12.3ポイント差となっている。Z・Y世代はX世代より多く「業務の偏り」を感じる傾向があると推察される。
業務上でタスク管理をしていて、課題に感じることはあるか。(n=800/単数回答)
タスク管理ツールを利用したことがない人は、タスク管理について課題が「ある」と回答した方が6割以上となっている。
業務上でタスク管理についてどのような課題を感じるか。(n=499/複数回答)
前問でタスク管理に課題が「ある」と回答した人に対し、具体的にどのような課題を感じているかを聞くと、「共有しづらい」、「時間がかかる」、「管理しづらい」という回答が多く集まった。
仕事をするうえでタスク管理・プロジェクト管理ツールが必要だと思うか。(n=800/単数回答)
仕事をするうえでタスク管理・プロジェクト管理ツールが必要だと「思う」と計6割以上が回答。
調査概要
- 調査期間:2022年8月1日(月)~8月5日(金)
- 調査対象:22歳~64歳のオフィスワーカー
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有効回答数:800サンプル
タスク管理ツールを利用したことがないZ・Y世代(22~41歳):400名
タスク管理ツールを利用したことがないX世代:(42~57歳)かつ役職が課長以上:400名 - 調査方法:インターネット調査
- 調査機関:ヌーラボ