ブロックチェーンを用いた住民ID基盤「GaaS(Government as a Service)」を展開するスマートバリューは、マイナンバーカードを用いた本人認証アプリを開発した。2019年5月に公開したGaaSと連携し、行政サービスや手続きのデジタル化で必要となる本人確認に活用する。
同アプリは、地方公共団体情報システム機構が公開するJPKIライブラリおよびパイプドビッツが提供するスパイラル本人確認サービスをもとに、スマートバリューが開発した。
対応するNFCスマートフォンへ本人認証アプリをインストールし、マイナンバーカードをかざすことにより、公的個人認証サービスを用いてインターネットを通じた安全・安心な本人確認を行うことが可能となる。
同社は今後、GaaS上でデジタル化された行政サービスの展開を予定。オンライン申請・手続きサービスをはじめ、キャッシュレス機能による地域通貨や地域ポイント、チケッティングによる施設予約や移動手段の提供などを計画している。