ユーグレナは、2023年7月1日付でクリエイティブディレクター/デザイナーである加藤智啓氏が、同社の「チーフクリエイティブディレクター」に就任したことを発表した。
同社はこれまで、「ユーグレナ社のありたい姿」としてユーグレナ・フィロソフィー「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」を掲げ、ヘルスケアやバイオ燃料をはじめとした多様な事業で、その実現を目指してきた。同社の目指す未来を、あらゆる二項対立をなくした「自分たちの幸せが誰かの幸せと共存し続ける状態」と定義づけている。その実現に向けて、ステークホルダーからのより一層の共感を得るため、デザイン面からも訴求する必要があるとしている。
- ステークホルダーが製品やサービスに触れるだけで、同社のフィロソフィーを感じられる状態をつくりたい。
- まだ同社のことを知らない人々にも「自分自身が幸せだと感じる選択をしたら、それは自然とユーグレナ社につながっていた」という体験を届けたい。
こうした体験価値を創造し、ブランド力を高め、企業としての存在価値を向上させることをミッションとして、今回「チーフクリエイティブディレクター」に、デザインを通して多くの企業価値を創造し事業の推進を経験してきた加藤氏が着任した。これにより、企業価値を高め、さらなるイノベーションと事業の成長を実現していく。
取締役代表執行役員CEO 永田暁彦氏のコメント
私が信じるユーグレナの強さは、お客様も株主様も、地域も社会も、ともに働く仲間もその家族も、みんなをひっくるめてともに未来を構築することだと信じています。
その未来を信じ、ともに創ることができるデザイナー、加藤さんを仲間に迎えることができました。目に見える形で、変化する私たちを一緒に示していきたいと思います。
加藤智啓氏コメント
“より良い未来”を次の世代へつなげることを信念に活動を続けている私にとって、人と地球のために革新的な事業を展開するユーグレナ社は深い関心と尊敬の念を抱く存在です。
理想を現実に変える力に長けるデザインの性質を経営の根幹から活用することで、ユーグレナ社の壮大な夢の実現に寄与できるよう、デザイナー人生を賭し全力を尽くす所存です。