アイレップが展開する、データとクリエイティブを駆使してデジタル時代の新たなマーケティングを実践するプロジェクト「TEAM JAZZ(チーム ジャズ)」は、デジタル上での顧客体験を統合的に設計・改善するUX実装支援およびコンサルティングサービスの提供を開始する。
昨今、インターネットや SNS の普及、コロナ禍によるデジタル活用の増加などにより、生活者を取り巻くメディア環境は大きく変化している。そのため、企業やブランドに関する情報収集や、商品・サービスを認知して購買に至るまでのプロセスも多様化し、生活者の購買行動もますます複雑になっている。企業のマーケティング活動においては、生活者を取り巻く環境変化にあわせた顧客接点の戦略的な設計がよりいっそう重要になってきている。
さまざまある顧客接点のなかでも、ウェブサイトやアプリをはじめとするオウンドメディアは、企業のブランド認知度向上や販促効果の実現、顧客との関係強化など多岐にわたる役割を果たし、企業のブランディングやマーケティング活動において重要な役割を担っており、オウンドメディアを通した顧客体験の向上に取り組む企業は多く見受けられる。一方で、ブランディングとSEOの両立や、ブランドをふまえたCRO(※)施策の実施など、オウンドメディアを取り巻く課題は多岐にわたり、わかりやすく効果的にCVを促す購買導線があり、商品やブランドとのエンゲージメントが高まるような良い顧客体験を提供するためのUXの実現に頭を悩ませている企業の担当者も少なくない。
同社はこれまで、とくにミドル・ロワー領域におけるマーケティング成果やパフォーマンスの最大化を起点としたノウハウと実績があり、さらに博報堂DYグループ連携により、ブランディングデザインやクリエイティブ企画の知見やノウハウを蓄積し、顧客の成果実現に向けた支援をしてきた。
このような背景から、アイレップ「TEAM JAZZ」は、顧客が企業や商品・サービスと出会い購入に至るまでの一連の顧客体験を設計・最適化する、UX実装支援およびコンサルティングサービスの提供を本格的に開始する。本サービスでは、アイレップのブランディング・SEO・CROそれぞれの専門メンバーがワンチームとなって連携することで、一気通貫で提供する体制を実現している。ブランド体験・検索体験・購入体験を統合的に設計したオウンドメディアの実装や継続的な利便性の改善によるUXの実現を通して、企業のビジネス成果の最大化に貢献する。
サービス概要
ブランド観点での顧客体験設計
ブランド課題の抽出、クリエイティブディレクション(キービジュアル・タグライン・ステートメント・ロゴ開発など)、カスタマージャーニーの定義・設計
SEO観点でのサイト構造設計
検索ニーズの把握、検索ワードに沿ったウェブページ・コンテンツの開発、SEO要件を満たすウェブサイト構造設計
継続的なCROの実践
テクニカル観点での改善課題抽出、情報提示・操作性の最適化、クリエイティブの改善、メッセージの最適化
アイレップは今後も、生活者トレンドや国内外の市場の変化、クライアント企業のニーズに柔軟に対応し、UX領域の研究・実践やUXデザインやシステム設計に強みを持つパートナー企業とのアライアンスなども積極的に推進することで、デジタルマーケティングを統合的に支援していく。
※:CRO(Conversion Rate Optimization)とは、ウェブサイトやアプリに訪れたユーザーのコンバージョン率(商品購入や資料請求など)を最適化することを指す。