映像配信サービス「dTV」は、dTVアプリをバージョンアップした。操作性を大幅に改善し、今まで以上に見たい作品が探しやすくなり、再生機能やUIデザインなどを一新。2015年のサービス開始以降、大規模なリニューアルは今回が初となる。
dTVは、ユーザーにさまざまな作品に触れてもらうため、“ユーザーと作品の出会いを生む”をテーマにオススメ作品などの予告編が自動的に流れるザッピングUIを導入し、サービスの運用を行ってきたが、年々拡大するVOD市場の変化とともに、アクティブ率が大幅に増加。ユーザーニーズの変化に伴い、“見たい作品を探しやすいUI”へと変更した。
主な変更点としてはまず、トップページに大きな特集枠ひとつと小さな特集枠がふたつ、計3つの特集枠を配置し、現時点での推しコンテンツがタイムリーに表示されるようになった。
ユーザーへ作品をオススメする場をトップページにまとめ、オススメ作品の映像が再生されながら画面に表示される機能(ザッピング再生機能)を廃止。かわりに上下のスクロールで作品の一覧性を高め、「視聴中」「お気に入り」「新着」などの作品群を横スクロールでスムーズに探せるよう改良した。
また、作品名や出演者といったキーワードやジャンルから辿って作品を探す検索は、一番下にあるフッターメニューの「さがす」に集約し、分かりやすく直感的に操作できる仕様に変更。作品ジャンルも色分けされた。
さらに、今回から作品を再生しながらアプリ内を回遊できる「ピクチャインピクチャ機能」が新たに追加されている。そして、作品の再生時に画面を切り替えても作品が再生され続ける「バックグラウンド再生機能」をすべての作品に適用。音声や音楽だけを聞きながら、耳で作品を楽しむことができるように機能を拡張した。
なお、PC版とテレビ版のリニューアルについては、今後順次対応予定となっている。