ドワンゴ、ユーザーのオリジナル楽曲を代行し音楽サブスクやSNSへ配信&収益化するサービス開始へ

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2023/07/19 06:30

 ドワンゴは、2023年7月25日(火)より、ボカロ楽曲などユーザーが制作したオリジナル楽曲を同社が代行して各種音楽サブスクやSNSに一括配信し、管理・収益化までワンストップでサポートする新サービス「楽曲収益化サービス」を開始する。

 「楽曲収益化サービス」は、これまで日本ネットクリエイター協会(JNCA)の設立などクリエイターの創作活動を支援してきたドワンゴが手がける音楽クリエイター向けのサービス。クリエイターがより創作活動に集中できるようサポートする。

 同サービスは、誰でも登録料・年会費が無料で1曲から利用可能で、オリジナル楽曲を申請するだけで、Apple Music、Spotify、TikTokなど複数の音楽サブスクやSNSでの配信~収益化まで、面倒な手続きを省くことができる。また、収益化方法については、音楽配信による収益をはじめ、YouTubeでの広告収益、著作権収益の3つの手段が利用できる。なお、同サービスの利用は18歳以上が対象となっている。

3つの収益化方法

音楽配信による収益

クリエイターの楽曲をApple Music、Spotify、TikTokなど音楽サブスクやSNSに一括配信する。配信時の価格は、各配信サービス事業者の判断によって決定される。

YouTubeでの広告収益

クリエイターの楽曲を使ったYouTube動画を検知し、広告を表示することで収益を還元する。

著作権収益

クリエイターに代わりドワンゴが著作権管理団体へ届出を行い、ネット配信やカラオケなどさまざまな場面で楽曲が使用される際の著作権使用料を還元する。

 なお、一度の申請で3つの収益化方法に一括登録することや、楽曲の申請時に共同制作者を登録するとメンバーで収益を自動分配することも可能。また収益の一部は同社が手数料として受け取る。