デザインの民主化に向けたサービスづくりを行うalmaは、ユーザーインサイト管理ツール「Centou」をベータ版として提供開始した。
Centouは、UXリサーチの蓄積や共有の難しさを解決し、あらゆる施策においてリサーチ情報の活用を支援するサービス。これまでクローズドベータ版として、さまざまな規模、フェーズの組織に提供を行ってきた。今回サービスサイトを公開し、ベータ版として社数を限定して利用企業を募集することを発表した。
UXリサーチの共有と蓄積の課題を解決するCentou
Centouは、UXリサーチのデータを組織の資産として扱えるようにつくられた、UXリサーチ特化のデータベース。Center of Userを略してつけられたCentouは、リサーチした情報をただまとめるのではなく、「インサイト」という単位でまとめることで、UXリサーチの活用度合いを大幅に向上させる。
インサイトを蓄積するほど、活用できる施策が増加
ある施策に対して行ったリサーチ情報を、Centouにインサイトとして蓄積することで、幅広い施策に活用することができる。どの職種にも使いやすい設計を行っているため、プロダクト開発からマーケティング、セールス、広報に至るまで、あらゆる施策を、UXリサーチにもとづいたものにすることが可能。
共有の手間いらず、半自動的なインサイト作成を実現
Centouでは、UXリサーチを行うリサーチャーやデザイナー、プロダクトマネージャーが、共有の手間をかけずに、高い解像度でユーザー情報を共有できるような独自の仕組みを開発している。また、リサーチ結果を受け取る開発者やマーケティングメンバー、事業責任者、経営層など、さまざまな職種に応じた柔軟な共有方法を可能にしている。
そのほか、ツール連携やセキュリティなど、UXリサーチを組織全体で活用するための、さまざまな機能を備えている。