Relic、新規事業開発やスタートアップのスクラムマスター不在による課題解決を支援するサービスを開始

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2023/08/09 14:00

 日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーであるRelicは、アジャイル開発におけるスクラムマスターに特化し、スクラム開発に関する統括的な課題解決を、紙ヒコーキなどを活用したワークショップから開発まで網羅的に伴走支援する「ScrumMaster as a Service」を提供開始したことを発表した。

本サービスの特徴

 創業以来4,000社・20,000件以上の新規事業開発やイノベーション創出の支援・共創に取り組んできた実績と経験を持つRelicの人材タレントプールを活用し、課題に合わせたオンデマンド型の支援から紙ヒコーキ作りを通してスクラムを学ぶユニークなワークショップまで提供する。

 オンデマンド型の支援では、あらゆる事業フェーズや各企業/プロジェクトの状況に合わせた総合的な支援を、要望に寄り添いながら必要なタイミングで提供可能。これにより、必要最低限の支援をリーズナブルなコストで実現する。

 ワークショップでは、スクラム開発に関する統括的な課題解決方法を学べる。本来実務をとおして時間をかけ学習する内容を、短期間かつ網羅的にわかりやすく習得できる。

新規事業初期フェーズとの相性の良さに強みを持つアジャイル開発

 アジャイル開発は、柔軟なプロダクト開発手法であり、短いイテレーションを通じて持続的な価値の提供を重視。開発チームは協調作業を通じてユーザーのニーズに応える機能を開発し、顧客やステークホルダーとの連携を通してプロダクトを成長させる。

 Relicはそれぞれの状況に合わせて、ウォーターフォールと組み合わせるバイモーダル開発やアジャイル開発をケースバイケースで選択・採用している。なかでも、とくに予測が難しい初期フェーズの新規事業においては、小さな失敗を繰り返すことで事業の成長を目指すことができるアジャイル開発を採用するケースが増えている。

「ScrumMaster as a Service」概要

 スクラムマスター不在による課題の解決支援を提供する。

  • スクラム開発のティーチング/コーチング/メンタリング
  • プロジェクトの特性や事業ドメインにおける制約を考慮した適切な進め方の支援
  • チームの自立性促進の支援
  • プロジェクトチームのパフォーマンス最大化
  • スクラムの概念やルールを学ぶワークショップや実践練習 など