クリエイティブエージェンシーmonopoは、パリに新たな拠点の設立を決定したことを発表した。monopoの子会社「monopo Paris」として、2023年9月の設立を予定。東京・ロンドン・ニューヨーク・サイゴンに続く5拠点めとなる。「monopo Paris」設立に向けて、日欧をつなぐ次世代のクリエイティブ・コレクティブを構築していく。
これまでmonopo Londonを起点に、欧州全域の、またフランスのクライアントとのプロジェクトも手がけ、現地のクリエイターとのコミュニティ構築も進めてきたが、今回、さらにパリに新拠点を設置。ファッションやコスメ、飲食、スポーツブランドなどライフスタイルを彩るパリのブランドや企業に対し、アジアや日本に適したマーケティング戦略やクリエイティブを担う。また、ラグビーW杯や来夏の五輪を控えるパリに実拠点を置くことで、国内企業の現地へのアプローチやアクションも強力に支援していく。
monopo Paris代表には現地在住のmonopoクリエイティブプロデューサーの友谷朝子氏が就任予定。現地で幼少期を過ごし、欧州における多様な案件を手がけてきた実績と、現地クリエイターとのネットワークを活かし、日欧をつなぐ次世代のクリエイティブ・コレクティブを構築していく。
monopo Paris代表 就任予定 友谷朝子氏 (ASAKO TOMOTANI)コメント
物心ついた頃にはパリにいて、そのまま幼少期7年間をパリで過ごした私にとって、フランスは日本より先に母国のような国となった場所です。その後大学時代、更にフランスに1年間留学するのですが、今回のmonopo Parisの設立は私のフランス「人」としてのアイデンティティ探究の旅の続きのように思っています。
2016年に上京し、poweredby.tokyo*のプロデューサーとしてmonopo Tokyoにジョインしました。そこからはpoweredby.tokyoとmonopo双方の映像制作やキャンペーンのプロデュースを通して、多様なブランドの表現に携わってきました。
1週間の差でmonopoにジョインしたクリエイティブ・ディレクターのメラニーは尊敬する同志で、彼女は2019年からロンドン、私は2020年からベルリンで暮らすこととなり、今また同じ街で共にmonopo Paris設立に携わっていることをとても嬉しく思っています。戦略設計のプロフェッショナルであるマテイスも含め、クリエイティブ・ディレクター/プロデューサー/ストラテジストと全く異なる特性を持った3人が、同じ未来を見据えて設立準備に勤しんでいます。
monopoのアイデンティティを持ちながらも別々の色を持つ3人のカラーが混ざり合い、monopo Parisではさらに新しいmonopoのカラーをお披露目できるのではないかと考えています。