モリサワは、カワサキモータース(以下、カワサキ)が初めて手がけた電動モーターサイクルおよびハイブリッドモーターサイクルにオリジナルフォントを開発、提供したことを発表した。カワサキが、モーターサイクル用にオリジナルフォントを採用するのは、今回が初めてのこととなる。
カワサキ初の電動モーターサイクルであるNinja e-1とZ e-1およびハイブリッドモーターサイクルNinja 7 Hybridにふさわしいデザインを実現するため、オリジナルフォントを開発、採用することとなった。
今回採用されたのは、「Kawasaki Type 001」と「Kawasaki Type 002」のふたつのフォントで、TFTメーターの時計部分に「Kawasaki Type 001」、それ以外のスピード、ギアポジション、バッテリー表示などに「Kawasaki Type 002」が使用されている。また、車両の状態や走行ログなどを確認するためのアプリ「RIDEOLOGY THE APP」にも「Kawasaki Type 002」が採用されている。
「Kawasaki Type 001」「Kawasaki Type 002」いずれも、走行中の振動や天候などさまざまな状況下における視認性を重視しつつ、「Kawasaki Type 002」は、スピード感やメカニック感といった個性をデザインで表現し、「Kawasaki Type 001」は、より幅広いモデルでの使用を想定している。ともに、今後、カワサキが発売する新たなモデルにも採用予定。