東急不動産と、クリエイティブ領域で活躍中のクリエイターやプロデューサー陣で構成される「渋谷あそびば制作委員会」は、世代や国、ジャンルを越境し、多種多様なクリエイターが集うグローバル・クリエイション拠点を、2023年11月30日竣工予定の「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」内に開設することを発表した。
同拠点では、インディーゲーム(independent game/インディペンデント・ゲーム:独立系ゲームなど少人数・低予算で開発されたゲームソフトを指し、開発者が実現したいものを作る・売ることにこだわらない作家性の強いゲームの通称)クリエイターのコンテンツ制作・パブリシティ活動・国際交流・海外展開支援などを一気通貫で実現するエコシステムの構築を推進するほか、音楽・食・アート・エンターテイメントなど、多種多様なイベントを同時多発的に開催し、新たなカルチャーを生み出すクリエイションの実験場として桜丘エリアから広域渋谷圏を盛り上げていく。広域渋谷圏とは、東急グループの渋谷まちづくり戦略において定めた、渋谷駅から半径2.5kmのエリアのことを指す。
性別・年齢・国籍を問わず誰もが楽しめるゲームと、多様性のまちである渋谷には強い親和性があり、同法人の共同代表理事である村上雅彦氏が手掛けるインディーゲームの祭典"BitSummit(ビットサミット)"と提携することで、日本の優れたゲームコンテンツを世界に発信することや、これから才能を開花させる次世代のクリエイターや、海外から優れたインディーゲームクリエイターが集まる拠点を構築していく。
今後拠点で行われるプログラム
今後、インディーゲームクリエイターのためのコ・クリエーションイベント、ネットワーキング、トークイベントなどを計画・実行していく。
なお、新拠点のオープン予定時期の2024年7月までの期間、「渋谷サクラステージ」から徒歩1分に位置する「SHIBUYA SACS」において、コミュニティメンバーの先行登録ができるトークイベント や、拠点を活性化させるアイデアを持ち寄る公開プランニング会議、実際にゲームをプレイしながらインディーゲームの可能性を体感できるイベントなどを実施し、オープンに向けた機運の熟成を図る。