ヤフー、データ分析をもとにクリエイティブを出し分けわける「じぶんCM」の提供を開始

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2019/12/09 17:30

 ヤフーは、データ分析をもとに複数のクリエイティブを作成し、商品やサービスのターゲット毎に適したクリエイティブを出し分けることができる新動画広告商品「Yahoo! JAPAN じぶんCM」の提供を開始。第1弾として、資生堂ジャパンの「マジョリカ マジョルカ ミルキースキンマスク」の動画広告を配信した。

 同広告商品は、広告主が商品やサービスの動画広告を配信するうえで、あらかじめターゲットの趣味や嗜好にあわせた出演者や表現をデータ分析から導き出し、複数のクリエイティブを制作する。また、配信時にユーザーの属性や興味関心などにあわせて広告のクリエイティブを出し分けられる。

 これにより、同じ商品の動画広告でも見るユーザーによって出演者や表現が変わる場合があり、ユーザーにとってより的確な動画広告が配信され、広告主にとってはユーザーにより価値のある動画広告を配信することが可能となる。

資生堂ジャパンの『マジョリカ マジョルカ』の動画広告。ターゲット層に合わせて出演者や演出をカスタマイズしている。

資生堂ジャパンの『マジョリカ マジョルカ』の動画広告。ターゲット層に合わせて出演者や演出をカスタマイズしている。

 同広告商品のクリエイティブの制作は、新しい動画表現を追求し、さまざまなジャンルの動画コンテンツを制作するワンメディア(以下、ONE MEDIA)が担当。同社が保有するビッグデータとONE MEDIAのクリエイティブ制作力を掛け合わせることで、より多くのユーザーに好感をもって受け入れられる動画広告の提供を目指す。