ピクシブは、KADOKAWAとLOCKER ROOMの2社と協業し、新たなマンガレーベル「Pikalo」を創刊した。縦読みフルカラーマンガで知られるWEBTOON作品を中心に展開する。それにともないWEBTOON第1作として『ねえ、忘れていいよ。』をLINEマンガなどにて配信を開始。
「Pikalo」は「誰かのスキの生みの親」をキャッチコピーに掲げるWEBTOON出版・制作レーベル。クリエイターの創作活動をさまざまな形で支援するピクシブと、大手出版社としての幅広い知見を有するKADOKAWA、WEBTOON専門の企画・制作・編集スタジオとしての製作ノウハウを持つLOCKER ROOMの3社が協業し、新たなレーベルを立ち上げることで、日本を超え世界に「愛される」作品をクリエイターの皆様と協力して創出していく。
第1作として配信開始した『ねえ、忘れていいよ。』は、高校3年生の主人公ふたりが音楽を通じて仲を深め、代え難い存在になっていく一方で、どうしようもできない困難が彼らを襲うというストーリーのBLジャンルのWEBTOON作品。さらに同レーベルでは2024年12月までに新たに「バトルファンタジー」「異世界転生」「コメディBL」「和風ロマンスファンタジー」など4作品を公開予定。
同レーベルでは、とくに「恋愛」「BL」といった女性向けジャンルの制作に注力し、メディアミックスなどを通してヒット作品を創りあげていくことを目指す。また、オンラインの連載のみで完結することが多いWEBTOON作品としては珍しく、連載作品のすべてで電子コミック化・書籍化を予定するなど幅広く展開していく。