パルコは、同社が擁する出版レーベル「PARCO出版」の設立50周年を記念し、50年の「歴史」を掘り起こし「未来」を感じられる架空の本屋「One Page BOOKSTORE -1ページの本屋-」を1ヵ月限定でオープンする。(期間:2024年9月6日~10月6日、場所:渋谷PARCO 3F EVENT SPACE)
本屋のコンセプトは、カルティベイト(cultivate)。カルチャー(culture)の語源でもあり、「耕す」という意味を持つ。過去に生み出されたクリエイションを掘り起こし、未来を耕す場として設計された。
この本屋は、「過去」と「未来」のふたつのセクションで構成されており、過去のセクションでは、PARCO出版が50年のなかで刊行してきた約1,700冊のなかから、アート本や写真集など、選りすぐりの古本を販売。また、未来のセクションでは、アート・ライフスタイル・ファッション・文芸など多種多様な既刊書籍を販売するほか、新たな時代を切り開く「Cultivators(耕す人たち)」による本やZINE、アート作品、アパレル商品、雑貨、植物などを販売。また、彼らの「今」を切り取った“1ページ”として展示も行う。
ステートメント
「本」は、単なる知識や情報ではない。
ウチとソトの出会いを繋ぐ扉であり、
その扉を開ける、鍵のようなものでもある。
生きた人間の、時と空間を切り取った瞬間であり、
それが集積する、人生そのものでもある。
時代を耕した先人たちと、今を耕し続ける人。
彼らが面白がるコトガラを、「本」と呼びたい。
参加者一覧
PARCO出版が選ぶ、50+αの「Cultivator=耕す人」 。アーティスト、陶芸家、グラフィックデザイナー、写真家、映画監督、ファッションデザイナー、調香師、レストランオーナーシェフ、社会学者、料理家、イラストレーター、経営者、音楽家、ブランド、団体など。国内外・多種多様なジャンルの、幅広い世代の「1ページ」をみることができる。
アオイヤマダ、赤司竜彦(MEDICOM TOY)、ACROSS編集室、ADI、安藤雅信(ギャルリ百草)、井上順、和泉侃、磯部昭子、伊藤万里華、犬飼真弓、内田鋼一、内山拓也、小田康平(叢)、オートモアイ、GASBOOK、花梨、加賀美健、木村二郎(Gallery Trax)、沓沢佐知子、KEI TOYOSHIMA、groovisions、佐藤はなえ、佐藤貢、嶌村吉祥丸、晶文社、杉山開知(太陽系時空間地図 地球暦)、諏訪綾子(food creation)、生活の木、祖父江慎+cozfish、SAGAN vienna、Stacey Ward、高橋雅子、TAPPEI、東京ゲゲゲイ、長尾 悠美(Sister)、中島デコ、長嶋りかこ、中野泰輔、ナナロク社、Neal's Yard、長谷川清美(べにや長谷川商店)、八木幣二郎、ハシグチリンタロウ、蓮沼執太、原亜樹子、Barnabé Fillion(ARPA STUDIO)、平野顕子(松之助N.Y.)、布施琳太郎、船越雅代(Far Moon)、François Halard、Food Hub Project、PIPIN(G)、松島由恵(Dora The Food)、三浦展、村田明子(MA_desibier)、Max Houtzager、MM/PARIS、森下典子、森栄喜、もみじ真魚、hikariwo matou、柳原照弘(TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO)、山口雅俊(ヒント)、吉度日央里、若杉友子ほか(敬称略・五十音順)
過去セクション│Discover it!since 1974 ~50年間のPARCO出版の本を掘り起こす~
1974年以降、時代に先駆けてPARCO出版から刊行されてきたクリエイターやアーティストの名作や珍作を一同に集めて販売。絶版本や希少価値の高いヴィンテージ本など、時を越えてもなお色褪せない「感性」「知性」「情熱」と出逢える。
未来セクション│Cultivators of Passion ~耕す人たち 〜50のコト、ヒト、モノ、時間~
PARCO出版が選ぶ、あらたな時代を予感させる50のモノ・コト・ヒト=Cultivators(耕す人たち)の感性の1ページを展示・販売する。