電通、ゲーム配信者起点で共感を生むマーケティングサービス「Game Streamer Connect」の提供開始

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2024/12/04 12:00

 電通は、ゲーム実況をおこなうストリーマーの起用を中心に、ゲーム実況というライブ配信形式のコンテンツフレームを効果的に活用して企業やブランドへの"共感"を生むマーケティングサービス「電通 Game Streamer Connect」の提供を開始した。同社のコンテンツビジネス専門組織がeスポーツ事業やストリーマー事務所・配信者との取り組みを通じて培った多様なゲームコミュニティへの深い理解を生かし、ストリーマーを起用したイベントやキャンペーンを展開。また、こうした活動を通して、特に若年層をターゲットとしたブランディング課題の解決を目指す。

「電通 Game Streamer Connect」について

 メディアやコンテンツの多様化が進む今日、若年層を中心に、eスポーツやゲーム実況は共感や連帯感を生む新たなコミュニケーションの場として浸透している。「ゲーム配信者/ストリーマー/VTuberの配信に関する調査」では、ゲーム配信はZ世代(15~29歳)男性の43.5%が見るメジャーコンテンツとなっており、一部の視聴者においては視聴が習慣化されている。このように、企業のブランディング活動におけるゲーム領域のポテンシャルは大きいものの、実際の企画展開までには「ストリーマーとの最適な接点の持ち方がわからない」「各ゲームやストリーマーのコミュニティの違い・特性・文脈を把握した上でのキャスティングやプランニングが難しい」など、さまざまな課題がある。

 本サービスでは、企業ブランドとストリーマー双方の持続的な成長に寄与する統合的なマーケティング支援を行う。具体的には、効果的なキャスティングから企画設計、戦略立案、全体のプロデュースまでを統合的に支援し、ストリーマーや所属チーム・事務所とのリレーションを強化する。さらに、ストリーマー同士や、チーム・事務所間の横連携を促進し、キャスティングにとどまらず、独自のゲーム大会設計や国内外における顧客企業の海外展開も後押しする。