ラクスル、デザイン作成を自動化する「らくらくデザイン」をリニューアル スタンプやサイズ展開機能も

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2020/02/28 11:55

 ラクスルが運営する印刷・広告のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」は、印刷データのデザイン制作を自動化させることで、誰でも簡単に印刷物を作成できるアプリケーション「らくらくデザイン」をリニューアルした。

 らくらくデザインは自動デザイン機能の大幅なユーザーインターフェイスの改善と、新しい機能追加でより使いやすく生まれ変わった。

 らくらくデザインとは、無料のデザイン作成アプリケーション。デザインの知識や専門技術がないユーザーでも、画像やテキストの入力だけで、チラシデザインを自動生成することができる。本サービスでは、ラクスルに入稿されるデータから、ユーザーのデザインに関する好みや、画像や文字の構成を分析・標準化することで、レイアウト作業を含むデザイン制作の自動化に取り組んでいる。

リニューアルされた主な機能

デザイン選び直し機能

テキストや画像を編集した後でも、変更を保持してテンプレートを変更できる。

スタンプ機能

テンプレートを自分らしくデコレーションできる。

サイズ展開機能

制作したデータを5つのサイズで印刷できる。

ラクスルが提供するデザインアプリケーションについて

ラクスルは100万人以上の会員が利用する印刷・広告のシェアリングプラットフォーム。現在、ふたつのデザイン作成アプリケーションを提供している。

プラットフォームに蓄積されたデータを分析し、ユーザーのニーズを標準化したデザインテンプレートを1万点以上提供する「オンラインデザイン」。そして今回リニューアルしたらくらくデザインでは、標準化されたデザインの自動生成を推進している。プラットフォーム上のデータ活用を推進するプロダクトを開発し、印刷バリューチェーンにおける「企画デザイン制作」の仕組み化に取り組んでいる。

 同社では今後もユーザーの声に耳を傾けながら、ビジネスにより便利に使ってもらえることを目指し、日々のサービス開発に努めていく。