アドビとFCNTがスマホのカメラ機能で協業 5G対応のスマホ「arrows 5G」にPhotoshop Expressを提供

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2020/03/18 12:30

 アドビ システムズ(以下、アドビ)は、富士通コネクテッドテクノロジーズ(以下、FCNT)と協業し、NTTドコモから発表された5G対応のスマホ「arrows 5G F-51A(アローズ ファイブジー エフ ゴイチエイ)」(2020年6月下旬以降 発売予定)のカメラ機能として、モバイル向け写真編集アプリ「Adobe Photoshop Express」を提供する。

 アドビのAdobe Photoshop Expressが搭載された「arrows 5G」のカメラアプリにおいて、「Photoshop Expressモード」選択時にシャッターを切るだけで、カメラで撮影した写真だけでなく、Adobe Photoshop Expressの機能であるオリジナルの自動補正を用いて調整した写真も同時に保存される。

 アドビは、 “すべての人に「つくる力」を”というメッセージのもと、世界最高水準のクリエイティブアプリとサービスを提供してきた。またFCNTは、「すべての方にとって使いやすいものづくり」を製品開発の軸に据え、プロダクト事業を展開している。

 昨今の動画像編集への関心および利用ニーズの高まりを受け、長年クリエイターとともに築き上げてきたアドビのフォトアプリ製品が、使いやすさを追求したFCNTのモバイル製品に搭載されることで、ユーザーの創作活動を支え、自己表現の可能性を広げることにつながると考えている。

アドビの補正技術を写真に自動適用する「Photoshop Express モード」

本カメラ機能は、撮影と編集を同時に行う、arrows 5Gの新しい撮影体験を提供。arrows 5Gのカメラアプリにおいて、Photoshop Expressモード選択時にシャッターを切るだけで、Adobe Photoshop Expressと連携し、撮影した写真に対して自動で補正を適用。本カメラ機能は、光量、コントラスト、ハイライト、シャドウ、ホワイト、ブラック、色温度、色合い、自然な彩度、明瞭度などを調整する。(現在開発中のため、名称・機能の効果やそのほかの仕様は変更される場合がある)

 上記は自動補正の効果を示すイメージ画像。自動補正の適用により、夜景のような撮影が難しいシーンでも、ディテールがより強調された印象的な写真を残すことができる。

 アドビとFCNTは、今回のPhotoshop Expressモードのarrows 5Gへの搭載を皮切りに、モバイルにおけるクリエイティブ活動の浸透に向けたオンライン、オフラインを問わない幅広い共創活動を展開していく。