動画マーケティングの側面からアプローチ ライブ配信コンサルティングサービス「REMOTION」とは

動画マーケティングの側面からアプローチ ライブ配信コンサルティングサービス「REMOTION」とは
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2020/06/10 08:00

 編集部が注目のクリエイティブ関連サービスを紹介していく本コーナー。今回は、ニューピークスが提供を開始したビジネス課題解決型のライブ配信コンサルティングサービス「REMOTION」をピックアップ。同社の代表取締役社長CEO 小林慶嗣さんにお答えいただきました。

――まずは御社の事業概要について教えてください。

ニューピークスは、新世代のクリエイティビティと最先端のテクノロジーで、ブランドと生活者の間に新たなピーク(最高の瞬間)をつくりだすピークメイキングカンパニーです。動画マーケティングやライブ配信コンサルティング事業を行っています。

――2020年5月に提供を開始したビジネス課題解決型のライブ配信コンサルティングサービス「REMOTION」にはどういった特徴があるのでしょうか。

従来のライブ配信サービスは、配信事業者がメインプレイヤーでした。そんなライブ配信市場に動画マーケティングの側面からアプローチすることで、クライアントが期待するゴールから逆算したコミュニケーション・集客設計、プラットフォームやツールの選定、コンテンツ企画・制作、配信、事後のCRM設計までをワンストップで実施できる点が特徴です。

また、デジタルマーケティングや映像クリエイティブ、配信技術をもったメンバーによるチーム構成であるため、テクノロジーやクリエイティブが先行する形ではなく、「視聴者ドリブン」で全体を設計できることも強みのひとつです。

REMOTIONの特徴

  • 新商品やサービスの認知・理解度の向上、営業機会創出など、ビジネスゴールから逆算した最適なライブ配信の活用方法、最適なメッセージとユーザー導線までをプランニング。
  • レンタルスペースプラットフォームの「スペースマーケット」と業務連携し、オンラインイベントの目的に応じた最適な配信会場を提案。
  • 大型ライブコンテンツの実績豊富なスタッフによるマルチカメラの映像切替配信、スクリーン出し、複数会場での中継配信など高い映像配信技術でハイクオリティなクリエイティブを提供。
  • テロップ、エフェクト、BGMなど目的と用途に合わせ配信素材を再編集し、二次利用できる映像コンテンツを制作。活用方法を含めたオンラインイベントの資産化までを支援。
収録現場イメージ
収録現場イメージ

――なぜ「REMOTION」を開発しようと思ったのですか?

新型コロナウィルスの影響で、オフラインのイベントやセミナー、営業の現場が、ライブ配信やオンラインイベントに置き換わったことで、ライブ配信に関するさまざまなプラットフォームやサービスのリリースが相次いでいます。

ですが、そうしたデジタル上のプラットフォームやテクノロジーを上手く活用し、コミュニケーションやクリエイティブを設計することは簡単なことではありません。

弊社は、新たなテクノロジーを活用したサービス、デジタルコミュニケーション、動画を活用したマーケティングに関する知見を持っています。それらのノウハウをクライアントのニーズに合わせることができれば、さまざまなサービスやテクノロジーを駆使しながら有効なライブ動画コミュニケーションを設計することができると考え、サービス開発に至りました。

――本サービスの開発にあたり、力を入れた点や苦労した点はありますか?

さまざまなイベントや配信プラットフォームなど、テクノロジーサイドからのアップデートが相次ぐなか、あくまでも視聴者目線に立ったクリエイティブコミュニケーションという側面からライブ配信をアップデートすることに注力しました。

まだまだサービスを改善している途中ではありますが、ライブ配信コンサルティングというのは新しいクリエイティブコミュニケーションになるため、実際に見てもらわないとイメージが湧かないという点は、さらに工夫をしなければいけないと感じています。そのひとつとして、今後は自社ウェビナーなども開催していけたらと考えています。

 

――「REMOTION」をこれからどのようなサービスに成長させていきたいですか?

注力領域のひとつとしてウェビナーのアップデートを考えています。アフターコロナにおいても、その効率性やデータドリブンな施策設計のしやすさから、ライブ配信はオンラインセールスやマーケティングの1手法として広く浸透し、ますます活用が進むと考えています。

また先日、セールス/マーケティング業界のウェビナーをまとめたポータルサイト「webiport」の運営も開始しました。こちらもREMOTIONとあわせて活用していただけるよう、取り組んでいきたいと思います。