ヤフー、新しい働き方へ移行 リモートワークの回数制限廃止、副業先として約100名受け入れへ

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2020/07/16 05:00

 ヤフーは、2020年10月1日より、時間と場所に捉われない新しい働き方へと移行すると発表。 リモートワークの回数制限およびフレックスタイム勤務のコアタイムを廃止。また、より柔軟な働き方を目指し、本日より副業先としての受け入れ(ヤフー以外で本業に従事する人の受け入れ)を約100名開始した。

 ヤフーでは、2013年にオフィス以外の好きな場所で働ける「どこでもオフィス」というリモートワークの制度を設けた。また、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、2020年2月より段階的に、月5回を上限としていたリモートワークの制限を解除し原則在宅勤務の導入、および社内外における会議や採用活動、社内研修などのすべてをオンラインで実施するなど、従業員や関係者の安全を最優先とする取り組みを行ってきた。

 その結果、現在でも95%の従業員が在宅勤務で業務に従事するとともに、92.6%の従業員がリモート環境でもパフォーマンスへの影響がなかった、もしくは向上した、と回答している。また「生産性高く働くために必要なオフィス出社日数」は週1~2回と答えた割合が最も多く、次いで週0回となった。

  こうした状況を受け、より生産性高く、創造性を発揮できることを目的に新しい働き方への移行を行う。

  さらに、社会の新常態(ニューノーマル)を見据えた「オープンイノベーションの創出」を目的に、ヤフー以外で本業に従事する方の副業先としての受け入れを開始。ヤフーを副業先として参画してもらうことで、従来では交わる機会が得られなかった人材とともに、新たな事業やサービスにつながるイノベーションの創出を目指す。