日常的なネット利用環境、引き続き「スマホのみ」が5割で最多 デバイス別でも全体の9割超に/LINE調査

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2021/01/01 05:00

 LINEは、2020年下期のインターネット利用環境に関する調査を実施した。同社では、インターネットのコミュニケーションインフラの一翼を担う会社の責務として、よりよいサービス提供のためにさまざまな調査研究を行っている。その一環として、2016年4月より半期に1度スマートフォンなどでのインターネット利用に関する定点調査を行っている。今回、2020年下期の調査結果を発表した。

日常的なインターネットの利用環境は、引き続き「スマホのみ」での利用が5割で最多

  • 「スマホ」でのインターネット利用者は全体の94%。対して「PC」での利用者は46%
  • 「スマホとPC」の併用者は44%。「PCのみ」での利用者は2%
  • 構成比としての最多は「スマホのみ」での利用者で50%
  • スマホ・PCでのインターネット利用なしは、全体の4%

女性では約6割、男性では約4割が「スマホのみ」利用

  • 女性のほうが、男性より「スマホのみ」での利用者の占める割合が高く、58%が「スマホのみ」
  • 2016年4月の調査開始以降、男女ともに、「スマホのみ」「スマホ+PC」での利用が増加傾向にある
  • 女性では、調査開始以降「スマホ+PC利用なし」の割合が減少傾向

デバイス別の利用者の推移では、スマホ利用者が徐々に増加しており、今回調査では全体の9割超が利用

  • 今回調査では94%がスマホでインターネットを利用しており、2016年4月の調査開始以降、増加傾向にある
  • 日本全体で、スマホを通してインターネットを利用する人の割合が徐々に増加している様子がうかがえる
  • PC、タブレットの利用者はともに増減はあるものの、PCは約4〜5割、タブレットは2割前後で推移している
  • ガラケー利用者の割合は、2016年4月の11%から減少傾向にあり、今回調査では4%
調査概要
  • 調査地区:全国
  • 標本抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
  • 調査方法:調査員による個別訪問留置調査
  • 調査対象者:15~59歳の男女 合計806サンプル(人口構成比に沿って抽出)
  • 調査期間:2020年10月