コクヨは、創業120周年を迎え、大幅なリブランディングを実施した。今回初めて設定されたコーポレートメッセージは「好奇心を人生に」。ロゴを含むコーポレートアイデンティティも刷新し、これまでの文具・オフィス家具事業からさらに幅広い領域への貢献を目指す姿勢を鮮明にした。あわせて、新プロジェクトの始動や短編映画の公開も実施した。

コクヨは1905年10月、和式帳簿の表紙を製造する「黒田表紙店」として創業。その後、文具、オフィス家具、通販へと事業を拡大してきた。今回のリブランディングは、提供価値の国内外での拡大とブランド強化を目的としている。
リブランディングの詳細
コクヨ初のコーポレートメッセージ「好奇心を人生に」
新しいコーポレートメッセージ「好奇心を人生に」は、好奇心を源に学ぶことの楽しさ、働くことへの発見、生きることへの喜びを生み出すというコクヨのビジョンを表している。

新コーポレートアイデンティティ
リニューアルされたロゴには「KOKUYO」の3文字が等間隔の斜めラインで配され、歴史と未来をつなぐ意志が込められている。多様なパターン展開が可能な構造で、事業や社会との多面的なつながり、成長意欲を示している。


コーポレートサイトをフルリニューアル
コーポレートサイトと事業サイトをフルリニューアルし、多岐にわたる事業を網羅してひとつのウェブサイトで表現。また、コクヨの働きかた・学びかた・暮らしかたのノウハウを発信するオウンドメディア「コクヨマガジン」もオープンし、未来へのメッセージを込めた3Dモデルを活用したインタラクティブアニメーションコンテンツも公開された。


新プロジェクト「CURIOCITY構想」
さらに、リブランディングの象徴として、「CURIOCITY構想」と題した新プロジェクトを始動。学び・働き・暮らしを切り口に好奇心で人と人をつなぎ、社会を良くする場づくりを進める。国内の既存プロジェクトだけでなく、グローバル展開も視野に入れる。
短編映画「The Curiosity Films」
リブランディングの一環として、「好奇心」をテーマにした短編映画「The Curiosity Films」3作品も制作。日本・中国・アメリカの監督がそれぞれの視点で好奇心を描く内容となり、公式YouTubeで公開された。岩井俊二監督「世界地図」、デレク・ツァン監督「As Written」、シュチ・タラティ監督「Hidden Sun」がラインアップされている。


