約4割がほぼ毎日動画視聴 動画広告見て購入・検討したことがある人は約6割/Shufoo!調査

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2021/01/03 05:00

 凸版印刷と、グループ会社であるONE COMPATH(ワン・コンパス)は、ONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」を利用する全国の男女46,961名を対象とし、5G・動画視聴に関する意識調査を行った。同調査結果の詳細は、次のとおり。

5G移行した(したい)理由、1位「ネット接続を速くしたい」、2位「動画をストレスなく見たい」

 次世代通信規格5Gは2020年3月よりサービス開始し、徐々に利用が広がっている。実際に5Gへの移行をした・移行したい(n=11,669)と回答した人に対し移行の理由を聞くと、「インターネットの接続を速くしたい」が1位で67.4%、2位は「動画を途切れずストレスなく見たい」で36.9%となった。

4割近くがほぼ毎日動画を見ている

 インターネット上で動画を見る頻度を聞くと、38.6%が「ほぼ毎日」ともっとも多く、「2~3日に1回程度」が19.7%、「週に1回程度」が14.8%と続く。

商品紹介やサービス説明動画を見る理由、興味・関心・理解がキー

 商品紹介やサービス説明の動画(広告を含む)について、見る理由を聞いたところ「興味、関心のある商品やサービスだから」が42.9%、「商品やサービスを詳しく知るため」が24.5%だった。

 また、画像・文字より動画で見たいと思うと回答した人(n=32,909)に対してその理由を聞くと、「使い方がわかりやすい」(56.6%)、「理解力が高まる」(45.8%)、「特徴・主旨が捉えやすい」(29.9%)だった。「文字を読まずに済む」(23.3%)、「取扱説明書を読まなくて済む」(16.3%)という回答もあり、理解にかかる時間を短縮化できる手軽さを魅力と考える人が多いことがうかがえる。

動画広告の視聴時間、「7~14秒」が最多35.4%、7秒以上は7割

 続いて、動画を見る理由として「興味、関心のある商品やサービスだから」「商品やサービスを詳しく知るため」と回答した人(n=16,798)に、動画広告の視聴時間についてたずねた。結果は、「7~14秒」が35.4%ともっとも多く、「6秒以内」が31.1%。2016年にYouTubeが始めた6秒動画(バンパー広告)を筆頭に短尺動画に注目が集まっているが、「7秒以上」が7割いることから、興味・関心・理解が視聴時間にも影響していると考えられる。

「動画」を見て商品やサービスを購入・検討したことがある人は約6割

 実際に、動画広告によって商品やサービスを購入したことがあるかどうかは、少なくとも1回以上購入したことがあると回答した人が35.7%。また、「購入したことはないが、購入を検討したことはある」が22.2%に。「動画広告」をきっかけに購入や購入検討をするという何らかの行動を起こした人は約6割にのぼる。

調査概要
  • 調査エリア:全国
  • 調査対象者:「シュフーポイント」会員(全年齢層の男女)
  • サンプル数:合計有効回答サンプル数 46,961名
  • 調査期間:2020年11月17日~12月8日
  • 調査方法:インターネットリサーチ