SEGA XDとDLEグループがIPやキャラクターをDX領域で活用するソリューション事業を共同展開

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2021/02/26 07:00

 エンタテインメントソリューション事業を展開するセガ エックスディー(以下、SEGA XD)とディー・エル・イー(以下、 DLE )とDLEの100%子会社であり、IPを活用したゲーム・アプリの企画開発・運営を手掛けるちゅらっぷすは、IPやキャラクターをDXへ活用した「エンタメIP×DX」におけるソリューション事業を共同展開していく戦略的業務提携契約を締結したことを発表した。

 昨今、新型コロナウイルス感染症対策および企業の働き方改革や新規事業開発を進めてゆく社会情勢のなかで、DXの企業ニーズが改めて急速に高まっている。

 効率や利便性にフォーカスされがちなDXだが、ニューノーマル時代への変化にともない、DX施策が多数断続的に実施されることが企業経営のなかで当たり前になっていくなかで、両社はより右脳的な感情価値にフォーカスしたDXソリューションが重要になってくると想定。感情価値にフォーカスし、エンタテインメントの手法を取り入れた「エンタメIP×DX」領域のソリューションニーズが今後一層高まると考えているという。

DXにおける価値定義
DXにおける価値定義

 今回両社は、特にIPやキャラクターの持つ力に着目し、双方の強みを生かして、DXの施策接点におけるIPやキャラクターを活かして一気通貫で実施できるエンタメIP×DXのソリューションを開発した。

 SEGA XDは、セガのエンタテインメント事業で培ってきた“感情を動かすノウハウ”を強みに、事業戦略からプロモーションまで一気通貫で幅広い企業課題・社会課題解決に取り組んでいる。「エンタメ×DX」領域でのソリューション実績と、DXソリューションに求められる幅広いノウハウを保有する。

 DLEは、IPのプロデュース力に強みを持ち、多くの企業・自治体・官公庁のコミュニケーション課題に対して、キャラクターIPのプロデュースによってソリューションを提供してきた。また、子会社のちゅらっぷすは、IPを活用したデジタルコンテンツプロデュースを得意とし、著名アニメIPのアプリゲームの企画・開発・運用実績を持つ。

 同提携によってSEGA XDの強みである「エンタメ×DX」に「キャラクターIP」を掛け合わせたソリューション力の向上が期待されるとのこと。