リブリーと清水書院が業務提携 デジタル教科書として高校生向け「社会科教科書」を提供へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2021/03/25 06:00

 全国約500の中学・高校にデジタル教材プラットフォーム「Libry(リブリー)」を提供する株式会社Libryは、社会科を中心とした高等学校用教科書・教材を出版する清水書院と業務提携を開始した。これにより、清水書院の高校生向け「社会科教科書」を同プラットフォームにて利用できるようになる。

 今回、清水書院のデジタル教科書プラットフォームとして、リブリーが採用されたことで、文部科学省が推進するGIGAスクール構想、学習者用デジタル教科書普及促進などの教育現場におけるICT導入・活用の一助となること目指している。

 リブリーは、学習者用デジタル教科書とAIドリルの特性をあわせもつ、デジタル教材プラットフォーム。学校で採用されている教科書や問題集をデジタル化し、学習履歴に基づいた個別最適化学習ができるAIドリル機能で生徒1人ひとりの学習状況や理解度に合わせた学びをサポートする。これまで同プラットフォームでは高校理系科目を中心にデジタル化してきたが、今回の社会科教科書対応については学校現場からのニーズに応える新たな取り組みとなる。

 一方、清水書院は、1946年創業の教科書・教材出版社。高等学校の社会科の教科書を中心に、関連教材や参考書、一般書籍を発行している。

 今回の業務提携により、清水書院のデジタル教科書プラットフォームとしてリブリーが採用され、高校生向け社会科教科書をリブリーにて利用できるようになる。