自分のために徹底的にカスタマイズしたデスク――LONZ鈴木さん

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 コロナ禍によってリモートワークが珍しいものではなくなった昨今、とくにクリエイターだからこそ避けてはとおれないのが、「自宅の作業環境づくり」ではないでしょうか。本連載では、そんなリモート業務に欠かせないデスク周りのアイテムをクリエイターが自ら紹介。第3回を担当するのは、ウェブやアプリのデザイン/設計を手掛けるLONZの共同創業者・鈴木潤一さんです。

 僕がデスクのカスタマイズに目覚めたのは2020年のこと。

 コロナ禍においてリモートでの仕事を余儀なくされ、ひとりで黙々とデスクに向かい続ける日々の中で、自宅での仕事をもっと効率的・快適に行いたい――。その一心でひたすらカスタマイズを続けてきました。

 最初は少し大きめのディスプレイを用意すれば終わるはずでした。しかし、もっと広大な作業領域が欲しくなり、さらに大きなディスプレイを追加したり、オンラインミーティングを快適にするためにカメラやマイクを用意して最終的には照明を追加したりと、完全にデスクカスタマイズの沼にハマっています。いまだにアップデートを続けており、この沼から出ることは一生ないのでは?と感じている昨今です。

 今回はこの2年でどのようにデスクをカスタマイズしていったのか、ご紹介します。

広大な作業領域を求めて

LG 34WL750-B(34インチワイド:3440×1440)
LG 34WL750-B(34インチワイド:3440×1440)
EIZO FlexScan EV3895(37.5インチ曲面ワイド:3840×1600)
EIZO FlexScan EV3895(37.5インチ曲面ワイド:3840×1600)

 まずはこのデスクの中心に鎮座する、巨大な2枚のディスプレイ。

 最初はどちらもなく、34インチのLGのディスプレイを用意しただけ大満足だったのですが「もっと広大な作業領域があればさらに作業効率が上がるのではないか、いや絶対上がるはず!」と自分に言い聞かせ、37.5インチのディスプレイも追加してしまいました。完全に沼住人の発想です。

 ブラウザやデザインツールなどの作業系のアプリケーションは下のメインディスプレイに。チャットやタスク管理系のアプリケーションは上のサブディスプレイに常時表示されています。
このおかげでウィンドウを細かく切り替える必要がなくなり、作業に集中できるようになりました。

快適なオンラインMTGのために

 次に揃えたのは毎日のオンラインミーティングを快適にするアイテムたち。

 対面コミュニケーションがなくなりオンライン上でしか顔を合わせなかったとしたら「映し出されている自分の姿や声の質が良いだけで、コミュニケーションが円滑になるはず!間違いない!」といういつもの沼発想で揃えていきました。

 上の画像はロジクール StreamCam C980GR。ウェブカメラの中ではかなり画質が良いものでオートフォーカスもしてくれます。またソフト側で露出補正やクロップができる点も気に入っています。

 オンラインMTGの際に顔が暗く映らないよう、ディスプレイの脇には照明もセット。

 マイクはLogicoolのBlue Yeti X。同社のCompassマイクアームに取り付けています。使用しない時はマイクアームのおかげでデスクの横にスイングしておける点が便利です。

 ヘッドホンはロジクールのH600R。デスク下に吊り下げるタイプのスタンドで設置しています。こちらのヘッドホンは超小型レシーバーが付属しており2.4GHz接続できるのでBluetoothより接続が安定している点がポイントです。

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