X360メタコマースが「未来の書店」に採択 メタバース上で書籍購入できるVR・スマホ体験を限定公開

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2022/11/01 20:00

 株式会社Xは、同社が提供する、リアルな店舗からメタバース店舗を容易につくれるX360メタコマースが、KADOKAWAが提案する“未来の書店”の展示会「ダ・ヴィンチストア Next Stage “Autumn”」 メタバース書店へシステム提供を行ったことを発表した。2022年10月29日(土)〜12月4日(日)まで所沢にある角川武蔵野ミュージアムにて無料で体験できる。

ダ・ヴィンチストア Next Stage“Autumnとは

 KADOKAWAが実証実験を行なっている“未来の書店”。利用者の利便性や、働き方の多様性、大量生産など出版業界の抱えている課題を、アバター書店員、AIレコメンド、メタバース書店などのサービスを通して解決に取り組んでいる。

X360メタコマースとは

 X360メタコマースは、これまでのような「ポータルサイト」に掲載するようなかたちのメタバースではなく、「自社サイト」のようにメタバース空間を保有できるのが特徴。VRゴーグル用だけではなく、「スマホ版メタバース」も提供しているため、多くのユーザーがメタバース空間でのバーチャルショッピングを楽しむことができる。

導入事例

角川文庫メタバース書店(新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』仕様)

※新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』仕様での展開は12月末までを予定
※新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』仕様での展開は12月末までを予定

 約1,700書店に設置されているPOPなどの二次元コードからのみメタバース空間へアクセスできるようにすることで、実際の店舗に行く「店舗来場促進施策」として実施。メタバース空間を活用しリアルとオンライン(メタバース)のOtoOを実現している。