uzumaki creativeが神戸市東京事務所とのNFT活用コミュニティ創出実証プロジェクトの販売を開始し完売

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2023/03/17 17:00

 Z世代向けSNSマーケティング事業を展開するuzumaki creativeは、rakugokaと連携し、神戸市東京事務所との実証実験にて、NFTを使ったコミュニティ創出実証プロジェクト「BE KOBE NFT」の販売を開始し、完売したことを発表した。

 現在、Web3の市場は世界的に拡大しており、Web3の基盤技術であるブロックチェーンを使ってデジタルデータに唯一性を付与するNFT作品は、若年層を中心に注目を集めている。さらに、同じ作品を持つ同士でオンライン上のコミュニティを作ってつながるなど、個性を示すコミュニケーションツールとしても活用され始めている。

 また、人口減少が進むなか、地域と地域外の人々が多様に関わる関係人口の重要性が高まっており、とくに市外への流出が顕著な若年層とのつながり構築は重要となっている。

 そこで同社は、コミュニティ形成機能に着目してNFT作品を制作するとともに、Z世代の利用が多いチャットツールDiscordを活用し、NFTをきっかけに東京圏のZ世代と地域を越えて“つながる”オンラインコミュニティを運営。熱量の高いコミュニケーションで神戸愛を育み、Z世代の“推し”の自治体となって関係人口の創出を目指す。

BE KOBE NFTのクリエイティブについて

 神戸市にゆかりのあるNFTアーティスト「KAWAII SKULL」を起用し、神戸市の紋章や神戸市にゆかりのあるモニュメントをモチーフとしたドット絵GIFアートを78種類制作した。

Discordを活用したオンラインコミュニティについて

 Z世代の利用が多いチャットツールDiscordを自治体として初めて活用し、NFT作品の取得者や神戸愛を持つ人々が集い交流するオンラインコミュニティを運営。次のような、コミュニティ参加による限定の価値を提供し、神戸愛を育みながらコミュニティ内の交流を促進、参加者のアイディアによる企画など一緒に運営を盛り上げる仕掛けで、熱量の高いコミュニティを目指す。

  • オフラインイベントの実施
  • 神戸にまつわるコミュニティ限定のリアクションスタンプやクリエイティブ作品公開などによる交流促進
  • 参加者のアイデアや投票による企画などの参加型コンテンツなど

販売個数について

 神戶市の市外局番の「078」にちなんで販売個数を78個に設定。 神戶市⺠は078という数字を特別身近に感じており、自治体イベントや自治体サイトでも078をモチーフとした名前を使うことが多いため、BE KOBE NFTでも販売個数を78個に設定した。ほかにも、BE KOBE NFTのTwitterのユーザーネームや、オフィシャルウェブサイトのドメインにも078を使用。 78個の作品に対し、購入応募件数は254件であった。