アドビ、第4四半期の業績は過去最高を記録 通年の収益も過去最高となる110億ドルを超え前年比24%増

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2019/12/13 16:35

 Adobe(本社:アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は、2019年度第4四半期および通年(2019年11月29日を末日とする)の決算を発表。

 2019年度第4四半期の収益は過去最高となる29億9,000万ドル、前年同期比21%増。また2019年度通年の収益は過去最高となる111億7,000万ドルに達し、前年比24%増となった。

 アドビの会長、社長兼CEO(最高経営責任者)であるシャンタヌ ナラヤン(Shantanu Narayen)氏は、次のように述べている。

「第4四半期も素晴らしい業績を収めることができ、2019年度通年の収益が110億ドルを超えて過去最高となりました。アドビのビジョンや各分野におけるリーダーシップ、継続的な製品イノベーション、ロイヤルティの高い大規模な顧客ベースにより、2020年度およびその先に向けても良い態勢にあると言えるでしょう」

2019年度第4四半期の主な業績ハイライト

  • 2019年度第4四半期の収益は過去最高となる29億9,000万ドル、前年同期比21%増でした。GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、1.74ドル。Non-GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、2.29ドル。
  • デジタル メディア分野の収益は20億8,000万ドル、前年同期比22%増。うちクリエイティブ分野の収益は17億4,000万ドルに拡大、Document Cloudの収益は3億3,900万ドルを達成。デジタル メディア分野の年間経常収益は当四半期末時点で84億ドルに拡大し、前四半期比5億3,900万ドルの増加。クリエイティブ分野およびDocument CloudのARRは、それぞれ73億1,000万ドル、10億9,000万ドルに拡大。
  • デジタル エクスペリエンス分野の収益は8億5,900万ドル、前年同期比24%増。

2019年度の主な業績ハイライト

  • 2019年度通年の収益は過去最高となる111億7,000万ドルに達し、前年比24%増となった。
  • デジタルメディア分野の収益は77億1,000万ドル、Creative CloudおよびDocument Cloudの年度収益はそれぞれ過去最高となる64億8,000万ドルと12億2,000万ドルを達成。デジタルメディア分野のARRは通年で16億9,000万ドルの増加。
  • デジタル エクスペリエンス分野の収益は32億1,000万ドル、前年比31%増。サブスクリプション サービスの申込件数は通年で20%を超える増加。