Whatever Co.、米アニメ動画配信「Crunchyroll」リブランディングに日本のクリエイティブパートナーとして参画

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2024/08/16 09:30

 クリエイティブ・スタジオ Whatever Co.(以下「Whatever」)は、アメリカに本社を置くアニメ/マンガ配信プラットフォーム「Crunchyroll(クランチロール)」のリブランディングに、日本のクリエイティブパートナーとして参画した。

 Crunchyroll社は、これまでマンガやアニメの配信を中心に、グッズ販売、ゲーム開発、イベント開催などのエンターテインメントを提供してきた。アニメがグローバルなポップカルチャーとして成長を続けるなか、Crunchyrollは次なる成長フェーズに向けてブランド・アイデンティティの再構築に取り組んだ。このリブランディングにより、Crunchyrollはよりマンガ/アニメ文化に深く根ざし、これらを愛するファンと密接につながるエンターテインメントファンダム企業として新たなステージへと進む。

 Whateverは、「リブランディングに際しマンガ/アニメ文化を育んできた日本のクラフトを尊重したい」というCrunchyrollの想いに賛同し、日本を拠点にグローバルで活動するクリエイティブ・スタジオとしてこのプロジェクトに参画。マンガやアニメのモチーフからインスピレーションを得た独自のデザインフォント及び、日本のマンガ家を起用したビジュアルの企画・制作を担当した。

(c)Crunchyroll
(c)Crunchyroll

デザインフォント「Crunchyroll Glyphs」

 マンガやアニメ特有の"漫符"や"オノマトペ"など16種類の表現にインスパイアされた100種類以上の独自のデザインフォントをCrunchyrollとともに制作した。Crunchyrollの新たなブランドフォント(ATYP)と組み合わせて使用することで、さまざまな場面でCrunchyrollが志すマンガやアニメの持つ楽しさをシンプルに表現できる仕組みとなっている。

(c)Crunchyroll
(c)Crunchyroll
(c)Crunchyroll
(c)Crunchyroll

日本のマンガ家とのコラボレーションビジュアル

 Crunchyroll原案のバトル漫画や恋愛マンガなど4つのストーリーをもとに、各領域で活躍する4名の漫画家(根田啓史氏、山科ティナ氏、小笠原智史氏、斎夏生氏)の協力を得て、オリジナルの漫画を制作。これらの作品はリブランディングで使用されるさまざまなビジュアルの一部として採用され、Crunchyrollの新たなブランド・アイデンティティを構築する重要な要素となっている。

(c)Crunchyroll/作画:根田啓史氏
(c)Crunchyroll/作画:根田啓史氏
(c)Crunchyroll/作画:山科ティナ氏
(c)Crunchyroll/作画:山科ティナ氏
(c)Crunchyroll/作画:小笠原智史氏
(c)Crunchyroll/作画:小笠原智史氏
(c)Crunchyroll/作画:斎夏生氏
(c)Crunchyroll/作画:斎夏生氏