クラシコム、「北欧、暮らしの道具店」初のTVCMを関西エリア限定で9/9放映開始 世界観を仮想空間で表現

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2024/09/09 09:15

 ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」において、雑貨や衣類などの開発・販売、メディア運営などを行うクラシコムは、2024年9月9日(月)より、初のテレビCMを関西エリアにて放映開始した。

 「北欧、暮らしの道具店」の初のオリジナルドラマ『青葉家のテーブル』で主人公・青葉春子役を演じた西田尚美さんが出演、同作品でソラオ役を演じた忍成修吾さんがナレーションを担当。高さ6メートルの特大ロゴマークと約300点の商品が並ぶ仮想空間で「北欧、暮らしの道具店」の世界観を表現した映像。

同社初のテレビCM、放映の背景

 「北欧、暮らしの道具店」は2007年の開店以来、テレビなどのマスコミュニケーションではなく、様々なコンテンツをスマホアプリやSNSといったエンゲージメントチャネルを通じて発信し、顧客と継続的に関係を構築することで成長してきた。

 しかし2023年4月、同社初の密着テレビ取材が行われたテレビ東京系列「日経スペシャル カンブリア宮殿」、同年10月のTBSテレビ「THE TIME,」にて当社の特集が放送された際に、番組放送中だけでそれぞれアプリダウンロード数が6,000ダウンロード超を記録し、Instagram・YouTubeなどのSNSにおいてもフォロワーが急増した。さらに獲得したエンゲージメントアカウントを通じて、その後継続的に商品が購買されることを確認した。

 このことから、ウェブ上に多様なエンゲージメントチャネルを用意することで、テレビ放映などのマスコミュニケーションの影響は一過性に留まらず、中長期的に好影響をもたらすという仮説を立てるに至りました。

 また、「北欧、暮らしの道具店」では、近年50代以上の顧客層が増加していることもあり、ウェブでの展開だけではリーチすることのできないテレビの視聴者層に認知を広げることによって、さらなる事業成長が見込めるのではないかという新たな可能性を探るきっかけとなった。

 こうしたマスコミュニケーションの効果検証を目的に、テレビCMの企画が始動し、今回初めての挑戦として関西エリア限定の放映が行われることになった。

テレビCMについて

 CMのコンセプトは「暮らしに卒業はない。」商品やコンテンツを通じて、顧客のフィットする暮らしづくりを手伝う「北欧、暮らしの道具店」の世界観を表現し「自分のモノサシで満足できる暮らし」の楽しさを訴求するテレビCMを目指した。

 テレビCMの冒頭では、CMのために制作した高さ6mの巨大ロゴマークの影から、西田尚美さんが登場。

 生活道具や食器、雑貨、アパレルアイテムなど「北欧、暮らしの道具店」で販売している商品約300点が並ぶ真っ白な空間の中をいきいきとした表情で巡る。

 ナレーションは西田尚美さんとともに「北欧、暮らしの道具店」のオリジナルドラマ『青葉家のテーブル』に出演した忍成修吾さん。

独自の世界観を表現すべく、外部クリエイターと共創

 「北欧、暮らしの道具店」初のテレビCMの実現にあたり、同社のさまざまな企画をともにし『青葉家のテーブル』でも美術を担当したブランディングディレクターの福田春美さんをアドバイザーに迎えました。CMやMVを得意とする映像プロデューサーの前田博隆さん、ディレクターの牧鉄馬さん、コピーライターの国井美果さん、カメラマンにフォトグラファーの高橋ヨーコさんを迎え、「北欧、暮らしの道具店」のやわらかくも芯のある空気を真っ直ぐに表現した。