ソニー、超望遠ズームGレンズ「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」を発売

  • X
  • Facebook
  • note
  • hatena
  • Pocket
2025/03/01 11:00

 ソニーは、35mmフルサイズ対応αEマウントレンズとして、超望遠ズームGレンズ「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」を発売する。

 本レンズは、αレンズで初めてとなる焦点距離800mmをカバーする超望遠ズームレンズ。別売りのテレコンバーターにも対応し、最長1,600mmまでの撮影が可能で、野鳥や野生動物、スポーツ、航空機などの被写体や、圧縮効果を生かした風景の撮影などに適している。また、ズーム全域で高い解像性能とGレンズならではの美しいぼけ描写を実現し、高速・高精度・高追従かつ静粛なAF性能も備える。くわえて、重心変化が少ないインナーズーム方式により、安定したフレーミングが可能。

 「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」の発売により、ソニーのαレンズの焦点距離が800mmまで拡張する。これからもクリエイターの幅広いニーズに応えるため、商品群の拡充を図っていく。

主な特徴

  • ED(Extra-low Dispersion)ガラス6枚を含むエレメントの効果的な配置により色収差など諸収差を抑制し、高い解像性能を実現。
  • 11枚羽根の円形絞りや球面収差の最適化で、Gレンズならではの自然でやわらかなぼけ描写が可能。
  • 最短撮影距離1.7m(ワイド端)、最大撮影倍率0.23倍での近接撮影が可能。
  • リニアモーターを2 基搭載し、動きの速い被写体でも高速・高精度・高追随かつ静粛なフォーカシングを実現。フルサイズミラーレス一眼カメラ「α9 III」の最高約120 コマ/秒のAF/AE 追随高速連写にも対応。
  • あらかじめ合焦する範囲を限定することで、狙った被写体に迅速にフォーカスするフォーカスレンジリミッターを搭載。
  • AF-Cモード時でもフォーカスリングを回転させるだけで瞬時にマニュアルフォーカスへ切り替え可能なフルタイムDMFスイッチを搭載。
  • フォーカス中の画角変動(フォーカスブリージング)を抑制し、高品位な映像表現が可能。
  • αシリーズカメラの「ブリージング補正機能」に対応。
  • 光学式手ブレ補正機構を内蔵。補正モードは、流し撮り対応のMODE2に加え、MODE3も搭載。動きが不規則で速い被写体を撮影する際にファインダー像が安定して見えるため、ストレスのないフレーミングを実現。また、対応するカメラとの組み合わせで、より効果的にボディと協調した制御が可能。
  • αシリーズカメラの手ブレ補正「アクティブモード」に対応し、動画撮影時に高い手ブレ補正効果を実現。
  • 重心変化が少ないインナーズーム方式を採用。800 mm 対応の超望遠レンズながら、安定したフレーミングと滑らかなズーム操作により、被写体を確実に捉え続ける高い操作性を実現。
  • 三脚座にネジ穴を備え、リングを回転させることで横位置と縦位置を素早く切り替え可能。
  • カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンを鏡胴部分の90度ごとに3ヵ所配置。
  • 軽量かつ強度を確保したロックボタンタイプのレンズフードを同梱。円偏光フィルターや可変NDフィルター装着時の操作を考慮したフィルター操作窓を搭載。
  • 防塵防滴に配慮した設計、レンズ最前面はフッ素コーティング。