ソーシャル&セールスプロモーションサービスを展開するエクスクリエは、「SNSにおける購買行動~Instagram編~」に関するウェブアンケートを実施し、調査結果を発表した。
調査結果
女性中年層はハッシュタグ検索、10代は発見タブを活用
女性は情報収集や比較検討の際にハッシュタグ検索を積極的に利用しており、中年層で特に高い傾向がある。一方、男性はInstagramの広告をきっかけに商品を認知する割合が高いことがわかった。また、男女ともに10代は発見タブの利用率が高く、アルゴリズムによるおすすめ情報を参考にする傾向がある。

商品情報収集に男女で異なる傾向:男性は公式アカウント、女性はインフルエンサー
男性は、商品認知、情報収集、比較検討の各段階で、企業やブランドの公式アカウントを参考にする人が4割を超えていた。一方、女性は段階ごとに情報源を使い分け、認知ではフォロー中のインフルエンサー、情報収集では一般ユーザー、比較検討ではフォロー外のインフルエンサーを参考にしていた。女性は実際の使用者による体験談やリアルな口コミを重視し、より実践的な情報を求める特徴がみられた。


タイアップ投稿へのアクションは「いいね」が最多 男性はリンクタップ、女性は保存傾向
タイアップ投稿に対しては、どの層も「いいね」が最多で、特に若年層でその割合が高い。男性は商品リンクをタップする割合が高く、購買意欲の高さがうかがえる。一方、女性は投稿の保存率が高く、特に若年層で積極的だった。保存理由は、商品やサービスの詳細確認や購入検討が中心で、男性は日常生活に役立つ情報やキャンペーン・割引情報を重視する傾向があった。

保存投稿からの購買経験は半数超、男性の購買行動が活発
保存したタイアップ投稿の商品を実際に購入した経験がある人は55.2%。特に男性は68.6%と女性より高く、購買行動の活発さが際立つ結果となった。


調査概要
- 調査期間:2025年7月31日(木)
- 調査対象:全国に住む15歳~69歳男女
- 調査人数:2,400人(均等回収)
- 調査手法:クロス・マーケティング QiQUMOを利用したウェブアンケート