レベルエンター、ブラウザ上でVRプログラミングが可能な「BLOCK VROCK」Ver2.0提供へ

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2019/06/17 12:00

 レベルエンターは、ウェブブラウザのみで簡単にVRプログラミングができる「BLOCK VROCK(ブロック ブロック)」をバージョンアップし、BLOCK VROCK Version2.0として、提供を開始した。

 スマホ、タブレット、Mac、WindowsなどのPC、さらにOculus GoやOculus QuestなどのVRヘッドセットでも利用できる。

 BLOCK VROCKは、初めてプログラミングを行うユーザーにも、あっと驚くものを簡単に作り出せることを目的に作られた。「HelloWorld」と文字を画面に出すステップからではなく、BLOCK VROCKでは、プログラミングによってVRの世界に物体を作り出したり、物体を動かすなどから始める。

 BLOCK VROCKはプログラミングを学ぶための2つのステップを提供する。第1ステップは、子供向けのビジュアルプログラミングツールであるScratchをベースとしたブロックによるVRの構築。第2ステップは、より高度なプログラミング言語であるJavaScriptを使ったアルゴリズムの実践である。

 Version2.0のおもな変更点は下記のとおり

  • ブロックプログラミングを簡略化
  • ARマーカーを60種類以上増加
  • VR世界をJavaScriptによって自由自在に操作可能
  • JavaScriptを使った学習に対応(アルゴリズムの学習コース)
  • Version1.0リリース時と比較して80%以上のパフォーマンス改善

 BLOCK VROCKの基本機能は下記のとおり。

  • ブロックベースのプログラミング機能
  • テンプレートをコピーしてカスタマイズすることによる簡単なVRの実現
  • Google Polyに連携した3Dオブジェクトの読み込み機能
  • スマホやタブレット、PC、Oculus Go、Oculus QuestなどのVRヘッドセットなど、デバイスを選ばない自由度
  • アプリインストール不要